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悪質タックル

2018.05.25 | Category: 院長ブログ

この話題を取り上げるか悩みました。書き始めたら止まらない事が予想出来るからです。しかし過去に私が憧れた『日大フェニックス』の現在の姿が奈落の底に堕ちて行くのを黙って見ている事が出来無かったのです。数回に分けて投稿させて頂きますので長文ですがお許し下さい。確かに悪質なタックルでした。非常に危険でQB(負傷された学生のポジション)の選手生命どころか人生さえ壊し兼ねないプレーでした。先ず宮川君が反対を押し退けて直接謝罪に行った後に会見を開いた事は良かったと思います。20歳の若者が本名と顔を日本中が注目している会見場で全国に出した決意と勇気には真底感服しました。彼の人生は平均寿命から考えると今後90年くらい有る訳で、最低残り2年弱日本大学に在籍します。テレビ中継を視た大半の国民は好意的に捉えた会見で有っても、日本大学の学生の中には「大学のイメージが悪くなった」と良く思わない学生も少なからず居ると思います。就職活動中で合否の境界線上の生徒が、この出来事によって「行きたい企業から外された」と逆恨みする生徒も居るかもしれません。彼にとっては残りのキャンパスライフは辛い日々になる事は間違い無いでしょう。では何故危険なタックルをしてしまったのでしょうか?やはり冷静な判断が出来ない程追い詰められていたのでしょう。もしも彼が私に「今後の人生の助言」を求めて来たのなら「日本大学を辞めて関西学院大学に入学してアメリカンフットボール部に入部して日本大学と戦え!」と言います。しかし大学のフットボール生活で試合に出場出来るのは4年間と決められています。だから1年間しか活躍出来ないでしょう。しかし彼なら短い期間でも素晴らしい活躍をする事は間違い無いと思います。つづく

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全快堂

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院長宮木 謙三