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繰り返さない為に

2025.04.30 | Category: 院長ブログ

新しい方が来ました。その方と話していて気づいたことが有りました。「痛みを取ってください、痛みさえ取ってもらえばいいんです」と。そうですよね、多くの方々が痛みが無くなる=治ったと考えます。恥ずかしながら私を含め多くの施術者も痛みを取り除くことばかりに気を取られていました。その結果「また痛くなりました」の繰り返しをしていました。そもそも何故痛くなるのでしょうか?ヒトは楽をしたい生き物です幼い子供たち以外は。幼い子供たちは「おとなしくしなさい!」と怒られても積極的に動き回りますから筋肉が自然に鍛えられるし関節も柔らかくなります。しかし幼い時期を過ぎた途端に動きが少なくなります。その大半が「座る」という動きの繰り返しになります。特に日本人は世界的にみてダントツの「座る国民第一位」という不名誉な称号を持っているのです。長時間座っていると何が起こるかと言えば最初に腰痛、次に首凝り•肩凝りになります。日本人にはもう1つ世界的にみて多い動きが有り、それが『しゃがむ』という姿勢です。しゃがむことに抵抗の無い結果「畳」「和式トイレ」が未だに有ります。これは日本家屋が狭いことが考えられます。居間と寝室が同じ場合「布団」は最適で『たたむ』時には「しゃがみ」ます。現代でも名残とも言えるワンルームはベッドを置いて寝室兼居間という若者が多いと考えられます。狭ければテーブルを置いて床に座り、そのテーブルは冬にコタツに変化します。その動作の過程で『しゃがむ』が頻繁に行われます。すると膝は酷使され腰痛•肩凝りの仲間入りとなるのです。家では床生活で会社や車では椅子。また仕事は当然「同じ動きの繰り返し」ですから特定の筋肉しか使われていません。ヒトの硬い骨は200に対して筋肉は600とも言われていますが現代人の多くが特定の筋肉しか使っておらず結果として使い過ぎの部位(過労筋)が出来てしまうのです。本来サボることの大好きな人間と同じように楽したい筋肉も沢山有ります。600有るのに過労筋は極一部で殆んどが過労筋に対して『不労筋』ばかり。ジムで様々な動きを正しく指導されて初めて使われる筋肉も少なくありません。その最低限の筋肉強化を並行して行わないと「痛みが繰り返しました」ということに。ただ多くの方々が「辛いのは嫌」「長続きしない」「難しい」となり「覚えられないから数少なく」との要望が多かった時に手軽で簡単な運動グッズと新たな治療法•指導法に立て続けに出会ったのです。これならスペース不要•ながらO.K.•難しくない•激しくない•正しく出来る。そして比較的安価なので全快堂に導入しました。しかし私は売り込みが嫌いなので治療時「一度だけ」しか言いませんので御理解ください。どんなに良くても勧めませんから。しかし残念ながら全てがグッズで対応出来るワケではありませんから、その場合は個別で治療時に指導します。勿論『自律神経治療』も並行して行いますから安心してください。では今日も頑張りましょう!

当院へのアクセス情報

全快堂

所在地〒470-1151 愛知県豊明市前後町鎗ケ名1879-2
電話番号0562-85-5973(電話予約は必ず必要になります)
休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三