全快堂の患者様方は身体の仕組みや健康について本当によく勉強しています。テレビ•雑誌等のマスメディアやネットから正しいものから間違ったもの迄とにかく情報が溢れていますから知識だけは医療関係者級の方も居ます。但しその情報の正否は勿論ですが、もっと大切なことが有るのですが、メジャーな選手や有名人さえ意外と「その大事な点」を押えていないのには驚かされます。それは「結果どうなったのか?」「身体がどう思っているのか?」というフィードバックが全く出来ていないことです。素晴らしい知識、素晴らしい環境、素晴らしいスタッフ等々の完璧な力を与える、そして与えられた側は満足だと思っています。しかしそれは受ける身体には「いい匙(さじ)加減」なのでしょうか?「毎日毎回血液や心電図•呼吸器機能のデータさえ取っていますよ」というバックアップ体制のスタッフも有ることでしょう。でもその科学的データは「本当に身体の声を反映していますか?」と聞きたいです。いつも伝えているように正常値でも上がり続けている、又は下がり続けている正常値だったり、異常値でも正常値に近付こうとしている異常値だったら。更に分かり易いのはガンの塊で存在している値より改善する時に塊が壊れた時の値の方が血液検査には異常値だったりします。一般人ならタイムラグの問題も有ります。月一回の受診しかしていない方の場合は1ヵ月前のデータで投薬されたら既に良くなっている、又は悪くなっているデータで投薬して良いのでしょうか?本当の身体の声って難しいですよね。『鉄は熱いうちに打て!』と云うように今、たった今の身体の声を聞いて治療するのが必要だと私は思っています。料理も食材が大事でくが味付けを失敗したら台無しです。健康も身体が大事ですがトレーニングや治療を間違えたら台無しです。