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医療と老化

2025.12.17 | Category: 院長ブログ

『老化は病気では無い』と頭では分かっていても高齢者に『病院に行くな』は現実問題として酷な話です。関節痛に手足の痺れや冷え。目が霞み耳が聞こえ難くなる。転倒しなくても圧迫骨折で身長が縮むし転倒すれば骨折するリスクは跳ね上がる。認知症や他の病気のリスクは長く生きていれば高くなるのは当然です。しかしそれをリハビリや薬、入院させて手術して逝きそうになると機械で囲んで酸素を送り心臓が止まれば電気ショックに心臓マッサージ。高市総理ではありませんけど『そんなことに』医療費を遣うんですか?救急車で運ばれたら病院側も医療処置をする必要が有ります、本人が望む望まないにかかわらず。それは24時間体制という過酷な労働条件を医療従事者にも課すことになります。すると大変失礼ですが医療従事者の全てが『人命救助の為の自己犠牲』という立派な使命感を持ち続けているわけでは無く、夜勤や責任感が少なく緊急性の低い職場へ流れてしまう現実が有り『人手不足→人件費高騰』という図式が完成してしまうことも『病院の7割以上が赤字』の要因の1つと言われています。また人口減と患者側のみならず医療従事者の高齢化が経営難が病院の廃業に拍車をかける結果となっています。解決法は有ります、しかし理想論の夢物語です。高齢化•少子化なのに外国人の受け入れには根強い反対が有るのが現実なんです。それなら「日本人が変わる」「考え方を変える」「生活習慣を変える」必要が有るのです。➀病気に成らない為に無農薬野菜を食べれば病気のリスクは減ります②逝くその日まで寝込まない体力低下を防ぐ必要が有ります。それなら仕事を引退する少し前から徐々に『畑仕事』を始めれば➀②の問題が完全で無くても軽減は可能と考えられます。効率や金儲けを考えたら『アホくさい』『誰がやるか!』というかもしれませんが「やれば分かるさ、バカヤロー!」とアントニオ猪木なら言いそうです。考えてみれば医療費と金では計算出来ない将来に対する不安感を少しでも解消するという多額の金銭が動き大きな幸せを手に入れることに繋がるかもしれません。健康は一日にして成らず、しかし病気も一日にして成らずです。『金はいくらでも払うから治してくれ』という言葉が今も耳から離れません。

当院へのアクセス情報

全快堂

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休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三