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性格が変わる

2020.09.19 | Category: 院長ブログ

祖父が孫に「カッ」となって殺してしまったという悲劇のニュースが有りました。詳しくは分かりませんけど「祖父は脳梗塞だったのでは?」という予想を私は勝手にしています。全快堂の足湯の上に掲示して有りますけど脳梗塞、特に穿通枝という細い血管が詰まると性格が変わるとも言われています。大きな血管なら症状が重篤で周囲が分かる為に対処出来ますけど、僅かずつジワジワと壊死部が侵蝕されると「あれっ、怒りっぽくなった?」「あれっ、忘れっぽくなった?」「あれっ、動作が遅くなった?」「あれっ、あんなに好きだった⚪⚪に興味が無くなった?」「あれっ、ボーッとしている時間が長くなったなぁ」と、「あれっ、何か普段と違うなぁ」くらいの僅かな変化、それも毎日のように接していないと家族でさえも気が付かない程度の変化が徐々に進行しているケースが有るのです。今回の場合は孫は昼間通学する二人だけで暮らしていたのでは気付く機会が少な過ぎます。また飲酒していたとの情報も有りました。「飲酒」は症状を一気に進行させてしまう場合が有ります。以前投稿しましたけど恥ずかしながら私も短時間に大量の飲酒をして「支払いしたかなぁ?」「どうやって帰って来たかなぁ?」「昨夜のことは全く記憶に無い」なんてことが有りました。正常?な人でもアルコールは冷静な判断が出来なくなるケースが有りますから、高齢者が飲酒していた時に「カチンッ」と来るような出来事が有って、怒りにスイッチが入ったとしたら発作的に?との推論が。だからといって「無罪」とか最近増えている「酔っていて覚えていません」と言って犯罪をしながら見逃してもらおうとする輩は許せません。ただひとつ投稿済みで全く根拠の無い持論ですが酔って人格が変わったり寝言や夢遊病、隣に寝ている人を殴るような兆候が見られる人はナルコレプシーか将来「レビー小体型認知症」または「パーキンソン病」になる確率が高いように感じます。まさに「酒は呑んでも呑まれるな」ですね。傾向が有る人は飲酒を控えましょう。そして私個人の見解ですけど高齢者だけに限りませんけど家族が上記の「あれっ?」が気になったら早めにCT等の検査をお勧めします。

当院へのアクセス情報

全快堂

所在地〒470-1151 愛知県豊明市前後町鎗ケ名1879-2
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休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三