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輪ゴム治療法

2020.10.27 | Category: 院長ブログ

勧める訳ではありませんけど私が自身の応急処置に行う治療法を投稿します。それは輪ゴムを使った「輪ゴム治療」です。常に投稿しているように私は皮膚に着目していて、見立ても治療も『皮膚に始まり皮膚に終わる』と考えています。そして皮膚の表面の極浅い部位が特に大事だと考えていますけど皮膚への刺激は僅かな力のでも奥深く浸透してしまいますし微妙な力加減は熟練の治療家が落ち着つて行わなければ上手くいきません。そんな時に偶然手首に巻いた輪ゴムを引っ張り離すと理想に近い刺激が加わりました。治療家の方々なら御存知ですが、肘から末梢の手首と肘、膝から末梢の足首、膝の周囲には重要な経穴(ツボ)が沢山有ります。しかし自身の治療する場合、両手が使えない上肢の時には苦慮していました。また利き手を使用する場合は良いですが「利き手に」治療する場合は、これまた苦慮していました。しかし輪ゴムは引っ張り離すだけなら左右均等に狙った部位に理想の刺激を加えることが出来て大助かりです。勿論大腿部や腹部等の両手が使え「どんな刺激を加えることが出来る」部位に輪ゴムを使っても良いでしょう。皮膚表面への刺激を狙って皮膚を撫でれば表面に刺激が加わりますが、人によっては「くすぐったい」という刺激が先行するタイプの人も多く、意図する刺激とは異なってしまうケースも有ります。また指圧のような治療では皮膚表面で摩擦が発生しないように手と皮膚を密着させた刺激に限られます。「僅かな痛み刺激」に拘っていたので「つねる」も勉強しましたが私の理想ではありませんでした。しかし最も単純?な輪ゴムは私の悩みを「とりあえず」解消してくれました。更に拘れば輪ゴムのサイズや伸びる程度も個々に違いますが、これほど安価で気軽に独りで出来る私の理想に近い刺激を与えてくれるアイテムは今のところ他にはありません。今後も改善点や違うアイテムを探して報告します。

当院へのアクセス情報

全快堂

所在地〒470-1151 愛知県豊明市前後町鎗ケ名1879-2
電話番号0562-85-5973(電話予約は必ず必要になります)
休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三