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少年法改正

2021.06.03 | Category: 院長ブログ

私は度々投稿した通り超アナログ人間です。しかし1900回近くもブログを更新して診察の助けにもパソコンを利用している私の姿を見て「デジタル人間」と言われました。とんでもないです。全然違います。だから凄く驚くことが有ります。当然のことなのでしょうがネックサーフィンすると何でも出てくる、何でも調べられる、何でも見れる、何でも買うことが出来ると驚いています。今ごろ?と言われそうですけど本当に今驚いています。それを裏付ける事実として未だに一度もネットでの買い物をしたことがありません。未だに一度も電子マネーを使ったことがありません。未だにクーポンなんて一度もを使ったことがありません。「これってヤバくない?」「これって違法なんじゃない?」というものまで検索すればドンドン出て来ることに戸惑ってしまいますし柔軟な脳なら「ネットの中毒」になることも分かりました。私は古い人間であり頑固な人間なので自身で経験して実感しないと納得出来ない馬鹿者ですし中年になると変化に対応出来ません。「人を殺してみたかった」という衝撃的な言葉が若い殺人犯から発せられたとメディアが伝えますけど全く理解出来ません。生命どころか現在の私は僅かな痺れや痛みを治すのに必死なのに「何故?」という疑問ばかりで「きっと特殊な人間なんだろう」と考えていました。しかし一人、また一人と同じような犯行と動機を聞くと少し考え方が変わってきました。自分が思春期の頃には「成人ってうるさい枠組み」と思っていました。飲酒も喫煙も、また歓楽街の出入りも『20歳未満お断り』でしたから「何でだよ、もう大人と変わらないだろう」と。しかしその考えが未熟だと、脳が未完成だと今なら分かります。長々羅列していますが伝えたいことは幼少期は勿論のこと、成人に達していない思春期の柔軟な脳に過度な情報を与えることは歪んだ思考を育て上げてしまう危険が有るということです。私はゲームをしませんけど進化したゲームは仮想と現実の境の混乱を招く恐れが有ると思いますし「いずれ実行したい」という衝動を掻き立てると思います。国会で少年法の改正が審議されていましたけど厳罰化や実名報道の審議より先に過度な情報を簡単に入手させないことを考えるべきです。元を原因を規制するべきでしょう。フィルター機能は当然ですが更に審議して強化するべきです。思春期の頃に最も嫌っていた大人になっていることに気が付きました。あの頃に反抗した先生方、大人の皆様方、どうもすいませんでした。

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全快堂

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院長宮木 謙三