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傍若無人

2021.08.22 | Category: 院長ブログ

今日は少し理屈っぽい内容にお付き合い下さい。今の世の中は傍若無人な人々が創った世界だと思えます。人間が万能だと勘違いしているか如く振る舞う様は本当に腹が立つ。でも私の何気無い言動や行動も他の誰かを憤慨させ傷付けているかもしれないので「お互い様」なのかもしれません。さて傍若無人を世界的に言わせてもらえば自然破壊による異常気象に繋がります。傍若無人は先進国に成れば成る程酷く被害を受けるのは南の島の人たちや野生の生物たち。大気は汚染され海は汚され海面は上昇し結果として多くの絶滅危惧種を生んでいます。自然も黙ってはいない。異常気象という反撃は年々激化する。それに気が付いた人々や国々が協力しようとしても傍若無人な人々と国々は止めようとしない。某国は「先進諸国はCO2の排出をずっとして発展してきた。そしてCO2の排出を抑える技術を手に入れたら発展途上国に駄目出しとは勝手だ。私たちも勝手にやらせてもらうから」と。当然の如く地球という船は壊れることでしょう。その時になって騒いでも遅いんだけどね。「相手が地球規模だと大き過ぎて」という勝手な人間に自然の立場になって言ってやりたい。「小さければ思い通りになるとでも思っているのか」と。電子顕微鏡でなければ見れない小さなウイルスに世界中が右往左往している。「人間ども自惚れるんじゃないよ。お待たちは地球で一番と思っているかもしれないが世界を支配出来ないんだよ」と言われているような気がします。人流抑制と政府が叫んでも傍若無人な人々は従わない。それが他人を苦しめようと自身が苦しもうと「お構い無し」です。そんな人々が増えてきました。でも国民が一斉に同じ方向を見ていた80年程前の方が余程怖いとも言えますが。異常気象に世界が困っている時もCOVID-19に頭を抱えている時も世界は決して一つにならない。これを傍若無人と云わずして何を傍若無人というのか?此処まで来ると滑稽です。取り留めの無いことを羅列しましたけど「世界平和」なんて大きなことは言いません。宇宙と同じ構造の自分の身体を常に万全にして最も近い自然の足元を見つめ転ばないように一歩ずつ進む。大きなことは出来ないから身近な小さな自然を意識するだけ。そして少し力が余ったら人の為に働き、人に良い影響を与えたいですよね。

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全快堂

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院長宮木 謙三