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続編

2022.01.19 | Category: 院長ブログ

以前にもアンガーマネジメントについて投稿しましたけど「怒り」は必ずしも悪いことではありませんが、少なくとも「良いこと」ではありませんし「得する」ことも非常に少ないと思います。先ず怒りで良い点は「アドレナリンが放出される」ことです。アドレナリンが放出されると痛みを感じ難くなるので戦いの場面では良いでしょう。しかしながら戦国時代ならともかく現代社会では格闘家以外に痛みを伴う戦いは「事件の臭い?」が、するようなことぐらいなので武道を志す方々と格闘家の闘争心が足りない人には怒りを思い描いてアドレナリン放出を手助けするぐらいでしょうか。逆に悪いことは沢山有ります。「火に油を注ぐ」って表現が有りますけど、怒りは更なる怒りを呼んび込んでしまいます。イライラしていると些細な出来事が怒りを増幅させます。先日の投稿した通り「怒りは肝を傷つける」と東洋医学では考えますから肝が傷付いてしまうので昔から「楽しい酒は良いけど、憂さ晴らしの酒は駄目」というのは深酒になることも有るけど肝を酷く傷付けてしまうからとの先人の教えです。若い頃に比べれば私も少しはイラッとする回数が減りましたが仕事中だけは駄目ですね。「譲れないのは良いことで仕事を真剣にやっていること」と自分を正当化していますけど余裕が無い裏返しなことは否めません。そうなのです『余裕が無い』と冷静に居られない。大体イライラしている人は時間が無かったり自分に自信が無かったり情緒が不安定な人が多いのです。そこでイライラしない対処法は寝る前に翌日のスケジュール確認をして時間通り行動するのですが注意点が有ります。スケジュールは余裕を持ったものにすることです。「この前は来れたのに」なんて信号が全て青で渋滞の無い日の行動をインプットせず常に時間的な余裕を持って行動するようにすればイライラが激減します。するとミスも少なくなり周囲から温和な性格に見られ信頼を得て出世街道まっしぐらで更にイライラが無くなるという自然と好回転になって行きます。「そんなこと出来ないよ」「そんなに上手くいかない!」というネガティブな人は無理してやる必要はありません。信じる人だけが救われれば良いのです。仕事の出来る人のイメージは朝早く出勤して誰も居ないオフィスで短時間瞑想して新聞を隅々まで読んでコーヒーの薫りで落ち着き、カフェインで戦闘態勢を整えて一日の始まりを迎えるイメージですよね。余裕は気持ち・時間・お金が有れば再び気持ちにも余裕が出てきますが、お金は「だけしか無い」では無くて「『も』有る」と考えましょう。最後に時間的余裕が無くてミスした場合「やり直せばいい」なんて思ったら大間違い。やり直す「時間」と「信用」は二度と取り戻せません。一度で→ミス無しで決めましょう。そうすれば怒り無い日々を過ごせます。最後に余談ですが『アンガールズ』の「アンガー」は「山根~っ!」と、いつも怒っているからなのかと思っていましたが、単純に(私が言ったのではありませんよ)「女性のようにナヨナヨしているから女性と間違われ無いように」と『アン・ガールズ』と名付けたそうです。

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全快堂

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院長宮木 謙三