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うがい

2022.03.27 | Category: 院長ブログ

「うがい」なんて今さら話題にすることじゃないと言えますが、年中「痰(たん)」が絡んでいる人がいます。何か喉に詰まった感じがするという訴えの原因が『梅核気(ばいかくき)』というストレスの玉で有ると以前投稿しました。その時に「特に春先に多い」とも。しかしコロナ、花粉、黄砂に加えて頻発する地震にロシアのウクライナ侵攻に北朝鮮のミサイル発射。それに物価高と「ストレスの宝石箱やぁ」と言える状況は誰もが梅核気(ストレス玉)を発症して当然。それなのに「まだ喉の渇きを感じ難い」という春なので水分摂取が少ないことが痰の絡みを多く感じられる原因に拍車を掛けてるようです。周囲にオヤジみたいに「エヘン」と唸っている人は居ませんか?オヤジに痰の絡む人が多いのはオヤジ→飲酒→体温上昇→漿液水分蒸発→漿液粘る→痰完成。またオヤジ→徐々に体重増加→喉周囲に脂肪付着→イビキ→漿液水分蒸発→漿液粘る→痰完成です。またオヤジじゃなくてもマスク生活で「口呼吸」が増えた人も痰が増える原因です。漿液も説明済みですが鼻腔後部から胃に毎日1.5L流れている液のお陰で粘膜が潤っているのですが、非常に僅かな量なので乾燥し易い。だから「10~15分毎に一口の水分摂取(白湯なら尚良い)」が健康への近道です。そして粘り気の有る漿液を痰にしなくなる方法です。「もう一つ」の痰を作らないようにするのが「うがい」です。但し最初からガラガラとしないで出来る限り喉の奥まで水を入れて十分粘膜を湿らせてから「うがい」をします。それは誤嚥予防にもなりますが誤嚥にもなるので始めのうちは無理せず慣れてきたら徐々に喉の奥深くまで水を入れるようにして下さい。それが出来るようになったら「エヘン虫(懐かしい)」は居なくなります。耳鼻科に「エヘン虫がいるから」と受診した人がいると聞きましたけどCMの影響は凄いですよね。

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全快堂

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院長宮木 謙三