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腸漏れ2

2022.05.04 | Category: 院長ブログ

腸、特に小腸の細胞同士はタイトジャンクション(TJ)という最小限の隙間がある壁で保たれています。TJはタンパク質はアミノ酸、脂肪は脂肪酸、デンプンはブドウ糖という小さい形にして吸収する為に存在しています。そのTJが腸内細菌の種類または総数が減ると緩くなり大きなタンパク質、多糖類、細菌、ウイルス、未消化物が容易に通過出来てしまうようになります(リーキーガット)。異物が入り込んで来ると免疫系が放った活性酸素が逆に腸にも攻撃してしまう結果となります。これが炎症で局部的または全身で起こります。善玉菌の種類または総数が減る原因が有ります。腸内細菌のエサである水溶性食物繊維が少ない、腸内細菌を増やす発酵食品が少ない、砂糖が多い、加工食品が多い、オメガ3の油が少ない、逆にオメガ6とオメガ9のオリーブ油が多い。またストレスを受けると交感神経が興奮してノルアドレナリンが過剰に分泌され腸の炎症が悪化し腸漏れに達します。しかし「ストレス」という言葉は非常に便利な言葉です。だから具体例をあげると100dBの音楽や拡声器の大音量に曝され続けるとTJが緩むことが分かっています。昔から『脳腸相関(私は個人的に「腸脳相関」と言っています)』と言われていますけど、確かに便秘や下痢の方にストレスを溜めている人が多いことに気が付きます。しかし「何で精神(脳)が関係するのか?」ということです。脳には簡単に悪い物質が入らないように関門が備わっています。『血液-脳関門』の存在です。正常な関門状態ならば有害物質を脳内には入れません。しかし妊娠中の母体がウイルスや細菌感染すると胎児の未発達の血液-脳関門が緩くなり胎児のASD(自閉スペクトラム障害)という発達障害になり易いと分かってきました。勿論妊娠中だけでは無く誕生後に食べ物、食品添加物、薬、農薬、環境汚染物質からの毒物や重金属そしてストレスが後天的に身体を蝕んできます。これらの原因により腸漏れ(リーキーガット)だけでは無くて脳漏れ(リーキーブレイン)という悲劇が完成してしまうのです。これらはASDの患者に下痢、便秘、腹痛患者が多かったり、リーキーガットの患者や母体の免疫活性化した胎児特有に多くみられるインターロイキン6(IL6)が異常に多かったりしたので分かったことです。更に日本では行われていませんが所謂「良い便」を安全に処理してからドリンクにしたり浣腸したりすると多くの患者が改善し、また2年後にも実験開始時よりも大幅に改善していたことが報告されています。とにかく日頃から全快堂で伝えている食生活をして企業の勧める「ヨーグルト」を含むカゼイン、「オリーブ油・コーン油・紅花油・ダイズ油・ヒマワリ油」とグルテンを極力減らしましょう。

当院へのアクセス情報

全快堂

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休診日祝日午後・土曜日午後
※日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三