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夏バテ夏太り

2022.07.17 | Category: 院長ブログ

酵素が働く為には温かい飲食を心がける=夏バテ解消と伝えました。よく相談を受けるのが「痩せたい」「夏に太る」という内容です。この2つに共通するのも「冷たい飲食を好んでしている」です。脂肪は断熱材の役割もします。内臓は冷されたくありません。しかし常に冷たい飲食をすれば脂肪を蓄えて内臓を温めようとします。それが「内臓脂肪」です。想像してみて下さい。一般的に太った人は寒がりのイメージですか?暑がりのイメージですか?どちらかと言えば太った人は暑がりのイメージがすると思います。だから薄着や冷房を強くしています。寒ければ血管が収縮しますから血流が悪くなり同時に血圧も上がります。身体は脂肪の上着を着けます。それが「皮下脂肪」です。「内臓脂肪」「皮下脂肪」の理論は確かに少し強引ですが思い当たる方々も多いと思います。太っている人が唯一冷やして良い部位が有ります。背中の肩甲骨間部です。人は褐色細胞に被われて生まれて来ますけど成長するにつれて褐色細胞の範囲は狭くなり大人になると肩甲骨間部に限局されます。この細胞の働きは体温の産生ですから冷されると「体温を上げなければ」とエネルギーを使って体温維持に努めます。少し強引ですが肩甲骨間部に冷湿布を貼るだけで痩せることも可能です。「えっ、風邪の時に肩甲骨間部を冷やしたら駄目だと。逆に温湿布を貼れと言った筈だけど」という人がいます。風邪の時は体力が低下しています。体力の維持さえ儘ならないのに風邪に立ち向かう体力が少なく成っていますから体力維持の為に消費されるエネルギーを温湿布が代わりに働いてくれて全勢力を風邪対策に回せる=早く風邪が治るという理論です。誰も病気の時に激しく運動したり極端な食事制限をしたりして無駄にエネルギー消費することが良くないことぐらい分かると思います。話を戻して人は体温を上げる時に筋肉を動かして発熱します。運動や労働すれば良いですが長時間動かなければ体温は低下します。そこで筋肉同士を擦り合わせる現象「震え」で熱を産生するのです。震えが来るまで身体を冷やさないにしても冷房の効いた部屋で長時間テレビやゲームをしながら冷たい飲食をすれば太る筈です。赤ちゃんの褐色細胞に包まれて生まれて来るほど全身が褐色細胞です。それは筋肉量が少ない為に体温維持が難しく低体温で命の危険が有る為に褐色細胞量が多く大人になるにつれて筋肉量が増え体温の産生が可能となり褐色細胞の役目が無くなった為に名残程度に残存していると私は考えます。誰ですか、褐色細胞を増やして楽に痩せようと考えて小麦色に日焼けしようとしている人は。日焼けして褐色に成っても褐色細胞にはなりません。後少し伝えたい内容が有りますけど長文に成り過ぎたので次回短めに。

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全快堂

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院長宮木 謙三