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引導

2022.10.20 | Category: 院長ブログ

(本日も長いッス)人は他人のことは分かる。酒好きで肝臓を傷めてしまい「もう呑まない方が良い」と言っても止めないアルコール依存症の人が身近に居たら「アルコール止めれば良いのに何で我慢出来ないんだ」と。昨日は小麦粉の話を投稿しましたけど糖分摂取も大変に恐ろしい。人は何処かで「自分は大丈夫」とか「糖尿病になるのには時間が有るから異常値になったら控えれば」と甘い考え方を持っている。その甘い考え方で血糖値が上昇しそうなくらいだ。健康診断を受診すると医学的な数値が示される。しかし血糖値にしろHbA1cにしろ異常値が出た時には「異常=手遅れ」と考えなくてはいけない。当然「生命の危険の手遅れ」では無いが、病名が付いてしまうと生活改善指導や投薬治療が開始される。アルコール依存症と変わり無いのである。そうなると「甘い物は止めなさい」と言われても止められない苦しい日々が続く。それどころか血糖値がコントロール出来ずに「低血糖」という生命の危険に陥るかもしれないから逆に「甘い物を摂取する必要性」まで発生する。だから常に血糖値が上昇している人は十分な注意が必要だ。私は常々「食べるなは嫌い」と伝えている。器から溢れ無ければ良いと伝えている。それは私が食いしん坊で気持ちが分かるからこそ「ギリギリまでは食べさせてあげたい」というのと、勿論糖分補給が生きていく上で必要不可欠だからです。しかし血糖値上昇が決定的となり糖尿病宣告を受けてしまえば通常の食事に迄及ぶ極端な生活指導に入らなくてはいけない。そうしなければ将来「網膜症」「壊疽」「透析」等々の危険に陥るからだ。糖尿病宣告を受ければ糖分の厳しい制限が待っているが、私の行っている非科学的な「脈診」ごとき行為には信憑性は全く無いので信用するに値しない。しかし初対面の人の食生活が想像出来てしまうのも事実。大病を患っている若者がいる。全快堂に来た時には既に何mも小腸を切除していた。私は一生懸命治療したが、苦い薬服用時に甘いジュースで服用することが止めれなかったので炎症が治まらなかった。就職前に出会い、就職して結婚して子供たちを授かり幸せに暮らしていたが「ずっと」甘いジュースを注意し続けていた。どれ程の苦さかは知らないが薬の服用は必要でも糖分摂取は身体を蝕むと伝え続けたが結局ジュースでの服用を止め無かった。そして再び小腸の炎症が悪化して入院してしまった。私の保身から毎回注意はしていたものの強く言え無かった自分の弱さを反省しました。だから私は彼を出入り禁止にします。全快堂より厳しい指導を平然としてくれる病院に行ってもらうことが彼には最良と考えて。全快堂のメリットは当然皆無です、恨まれるし収入減だし。しかし引導を渡す時だと考えました。皆様も一生甘い物を食べ続けられるように甘い物を少量ずつ食べて下さい。一気に多く食べてしまえば糖尿病宣告で食べれ無くなります。「今さえ良ければ」という考え方は健康面では通用しません。

当院へのアクセス情報

全快堂

所在地〒470-1151 愛知県豊明市前後町鎗ケ名1879-2
電話番号0562-85-5973(電話予約は必ず必要になります)
休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三