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耳に水

2023.03.17 | Category: 院長ブログ

全快堂には『KONAMI』『AXTOS』『コパン』『BIG-S』のスイミングスクールに通っている患者様が多くいます。その関係で「耳栓をした方が良いか?」とよく聞かれます。結論から申し上げます。「個人の自由で、どちらでも良い」です。確かに鼓膜が破れていたり、先天的に穴が開いている人、中耳炎や耳の持病が有れば積極的に耳栓使用を勧めます。が、一般的には勝手に水が出ていくので「どちらでも良い」です。しかし注意して欲しいのは明らかに耳に水が入っているのに放っておくことは止めて頂きたい。トラブルの原因になります。特に風邪気味で鼻づまりの時には要注意ですから小さな御子様をスイミングスクールに通わせていらっしゃる方は注意して上げましょう。耳から水を出す方法は以前投稿しましたが、入った耳の中に更に水を沢山入れて横を向き5秒くらいしてから一気に出すと取れなかった水が出ていきます。耳の中には細かい毛が生えている+皮脂が少量の水を水滴にしてしまう為に流れ出て来ない状態を形成するからで大量の水を流し込み残った少量の水と合体させれば一緒に出ていきます。怖がらずに挑戦して下さい。プールサイドで滑り易いのに片足でトントンジャンプしている人の方が余程怖いです。また頭を繰り返し振ると「めまい」の原因になりますから止めましょう。めまいと言えば耳に水が入るのはプールだけとは限りません。入浴後に耳に水が入っていることに気が付く場合が有ります。そんな時に上記の方法が有効ですが、必ず守るべき注意点が有ります。耳に入れる水は体温と同じくらいの水温にして下さい。ヒトの身体は片方だけ冷たい水を入れると眼振が始まり激しいめまいが始まります。つい水道水を耳に入れたら耳の水は取り除けても激しいめまいが始まりますが「人肌」程度の水温なら大丈夫です。但し同時に両方の耳に同じ水温なら冷水でも「めまい」は起きませんので。P.S.寝耳に水ってどんな状況だよっ!

当院へのアクセス情報

全快堂

所在地〒470-1151 愛知県豊明市前後町鎗ケ名1879-2
電話番号0562-85-5973(電話予約は必ず必要になります)
休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三