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漁業被害

2023.08.27 | Category: 院長ブログ

東京電力福島原発の処理水の放出が始まった。これに世界中が反対すると思ったら結局中国一国だけになった。表面的なのか真意なのかは不明ですが「とりあえず」一国のみで「ホッ」としたのが現在の心境です。私は福島に身内は居ませんから「何で?」と言われるかもしれませんけど、やっぱり日本が「NO」を突き付けられるのは気持ちの良いものではありません。中国はもっと多くの国が「NO」というと思ったけど世界的日本叩きには発展しなかったのは中国にとっては都合の悪いことかもしれません。現在の中国は経済的に不安定なので国民の不満を外に向ける「ガス抜き」の必要が有ります。そこに日本の放出問題は『渡りに船』でした、それなのに。かといって日本も手放しで安心して良い筈は有りません。『人の噂も七十五日』とは言いますけど、それはあくまでも日本国内の話。今後ジワジワとボディブローのように効いてくるかもしれませんから。さて各国の処理水は桁違いに高濃度と言われていますから「あなたの国の処理水の濃度は」と言い返せば相手は黙るかもしれませんけど、それをやらなかった日本は偉い、大人の対応。まぁ実際に安全範囲とは言え放出は事実ですから当たり前ですね。しかしこれには心理的トリックが有ります。日本が放出しようとしまいと無害範囲とは言え世界中の海は汚れています。その「汚れた海で捕れた魚を食べますか?」と聞かれれば「嫌だ」又は「どちらかと言えば嫌だ」となるのは当然で、それは今回の日本の問題とは無関係なのです。今後某国が高濃度の汚染水を放出すれば「日本の影響に出来る」と平気で垂れ流す可能性もあるでしょう。その場合は太平洋側は濃度が上がらないのに日本海の濃度は上がることでしょう。そのことを指摘した時に「海流」を盾に騒ぐことは既に予想されますから国は放出するなら責任を持って監視する必要が有ります。それが日本の漁業関係者が反対しても放出に踏み切った国が果たす最低限の責任と考えますが如何でしょうか?某国は既にネット上に科学的根拠の無い放出汚染水の海流を繰り返し流しています。早急に対処するべきです。

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全快堂

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院長宮木 謙三