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そうだよね

2024.01.07 | Category: 院長ブログ

先日の能登半島地震で御実家(石川県)に帰省中不幸にも体験してしまった患者様は、先日希望を込めて投稿した通り女性二人(姉妹)共無事で御実家の皆様も無事との事だったので安心しました。しかし相当メンタルをやられていて日頃は大変明るい方でしたが、地震について喋っている最中に涙が溢れそうになっているのが分かるほどでした。そこで気付いたことですが人気者の姉妹には地震直後から膨大な連絡が各方面から携帯に受信され続けたとのことでした。たまたま彼女たちの御実家は停電も断水も無かったから携帯の充電も確保出来ていて膨大な返事も出来ましたけど、もしも停電地域であれば「心配してくれた方々には大変申し訳ないですけど」と断った上で、本当に必要な重要な連絡が受け取れない状況に陥る可能性を聞かされて「ハッ」と、しました。状況が分からない、安否確認をしたい側としては「大丈夫?」「何か欲しい物は?」「帰って来れる?」等々の質問をしたい気持ちは分かります。しかし現場にいる彼女たちにとって命に関わる『緊急地震速報』や「役所で食糧支援が◯時に有ります」等々の情報が必要なのです。それなのに「大丈夫?」は此方が安心したいという失礼な表現ですが「自己満足の連絡」で有って、彼女らの生命を脅かす結果になっていることを全く理解していない行動で有ったと知りました。ソーラーの充電器が有っても膨大な連絡を短時間に受け取れば対応には限界が有ります。万が一の時には当事者が最適な人(最悪の緊急時はレスキュー等々)に連絡する筈だから「待つ」という選択肢が大事だと知りました。

当院へのアクセス情報

全快堂

所在地〒470-1151 愛知県豊明市前後町鎗ケ名1879-2
電話番号0562-85-5973(電話予約は必ず必要になります)
休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三