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終焉

2024.05.17 | Category: 院長ブログ

どれほど素晴らしい生活をしても病気になるし寿命は尽きます。簡単に言えば大谷翔平氏だって病気になるし寿命が尽きる時が来ます。しかし極力身体に良い生活習慣を続けることに徹してリスクを少しでも減らして生きることが、他の生き物たちの尊い命を頂いてまで生きる人間の使命ではありませんか?牛だって豚だって魚だって植物だって生きていたい筈です。しかし人間は他の生き物たちの命を奪って生きる。時には必要以上に無駄に料理を作って廃棄処分してしまう。また時には必要以上に食べて健康を害して寿命を縮めてしまう。そして開き直って言うのは『自分の人生だから勝手でしょ!』と。冗談じゃない、アナタの人生の為に多くの生命が犠牲になっているんだよ。アナタは産まれた瞬間から独りでは生きていけなかった。だったら少しでも寿命を縮める行為を減らして1日でも長生きする努力をするのが協力してくれた方々や奪った尊い命に対して報いる、人としての生き方じゃないんですか?私は他人に説教出来るような立派な人間ではありません。しかし結果はどうあれ最低限の努力はしています。毎日運動して少しでも良いと思われる食事をして毎日の飲酒を避けて生活しています。それでも一秒後に寿命が尽きるかもしれません。一秒後に病気を発症するかもしれません。それは最初に述べたように「どれほど素晴らしい生活をしても」避けられない寿命の壁が有るからです。ヒトの血管の総延長は10万km(地球2周半)です。その何処が詰まったり破れたりしたら倒れます。何処かにガンが出来れば対応が迫られます。時限爆弾のように生まれた時から異常が有っても表面に出てない臓器が有ることも考えられます。それらのリスクに上乗せして更に不摂生でわざわざ自ら身体を傷付けるのは如何なものか。奇形で細い血管が有ったとして糖分過多でプラーク(コレステロールの塊)を形成したら血管が破裂するか血栓が形成されます。そのような自殺行為を私たちは毎日しているのです。そして自粛するのが嫌いな人たちが他人の死を前に「どれだけ健康に注意しても死ぬんだから食べたいものを食べて楽して生きるわ」と。それぞれの人生だから勝手です。でも迷惑を掛けないように、介護されないようにしたいですよね常識なら。だって生まれた時は他人の世話になったんだから、せめて逝く時ぐらいは最小限の世話で済むように心掛けるのが人としての振る舞い、人生の終わり方なのでは?最後に「植物が意思疎通する」って知ってますか?私もテレビで知ったのですが、容器内の植物に青むしを付けて葉っぱを食べさせ、その容器内の空気をスポイトで採取して青むしの付いていない他の容器内の植物に吹き掛けると植物に異常な電気信号(危険を知らせるサインと考えられる)が発生すると。どの生き物も『生きたい!』のです。

当院へのアクセス情報

全快堂

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院長宮木 謙三