便が固い時に「軟らかければ良い便」という人がいます。確かにその場合は軟らかければ出易いので良い便かもしれません。しかし「軟らかい便=良い便」ではありません。大腸に酪酸菌とビフィズス菌が少ない人は常に固い便だからです。そういう人に限って酪酸菌やビフィズス菌を増やす根本的改善をせず腸内環境が良い人なら下痢をするような「その場限り」の過激な排泄方法をします。しかしそれは大腸を痛めつけるに他なりませんから消化器系病気を自分で招いているようなものです。「ビフィズス菌を生きたまま大腸に届ける」とか言っているけど「生き『続けて』ナンボ」で、その可能性は「ほぼゼロ」でしょう。但し無意味ではありません、何故なら生きたビフィズス菌で無くても善玉菌の栄養になるからです。ただそれならわざわざ高い金を払ってサプリメントを購入しなくてもタマネギ•アスパラガス•ごぼう等の食材を食べれば同じようなものです。意識的に食物繊維を摂らなくても常に食物繊維の豊富な食材が並んでいるのが当たり前な食卓はズバリ和食中心の食生活ですから本来なら全く大変ではありません。しかし最近の食生活の乱れ多様性は食物繊維の減少傾向に有りますので意識して食物繊維を摂らなくてはいけません。食物繊維ではありませんが酪酸菌やビフィズス菌を増やす高濃度フラクトオリゴ糖(全快堂で扱っている)を摂っている人は安心です。