何かを「頑張る」時、アナタは「何の為に」頑張りますか?「生活の為」「家族の為」「金の為」中には「夢実現の為」なんて人も居るかもしれません。頑張る時に「そのベクトルの方向」が自分自身に向いている時は他に向いている時より「頑張れない」「志が濁る」傾向にあります。具体的に最も分かり易いのは「金の為」というパターンです。次にグレーに成り易いのが「生活の為」「生きていく為」「家族の為」です。喩え正当な理由で有っても、まるで事件を犯した時の自供のように聞こえてしまうかもしれません。それが一歩間違えば志が濁ってしまう理由です。上記の言葉の前に「悪いことだと知りつつも」という言葉が自然に付いてしまいます。逆に凄く頑張れる『のも』一番身近な自分以外の存在「家族」という或意味「他人」にベクトルが向くと凄く頑張れるものです。ここで疑問は犯罪のパターンでも最も頑張れるパターンでも『家族』というキーワードが出てくることです。そこで間違えて欲しくないのが『安易な道』を選ぶのは「良くないことが多い」ということです。先日MLB殿堂入りを果たしたイチロー氏が「安易な道と困難な道が有ったら迷わず困難な道を選ぶ」と。同じようなことを大谷翔平氏も言っていました。大成功した起業経営者たちは殆んど困難、言い換えれば「そんなこと不可能だ」と手を出さない、思いもよらない『ブルーオーシャン』に飛び出した結果「成功」に辿り着いたと言えます。それには勇気も努力もタイミングも運も、そして膨大な時間も必要です。誰かが線路を敷いてくれれば次の人は楽に迷わず短時間で行くことが出来ます。現代なら小学生でも『東京に行こう』と思えば東京の方向さえ知らなくても行けてしまうのは交通手段が整備されているからです。世界各地では今でも「喉が渇いた」と思っても水源が無ければ出るか分からない井戸掘りから始めなくてはいけません。『水を飲む時は最初に井戸を掘った方に感謝しなければいけません』イチロー氏が野茂英雄氏に感謝したのは上記のような考え方です。野茂氏が苦労して線路を整備したから今では高校卒業と同時に海外に行く人も居るほどです。「目の前に道は無い、私の後ろに道は出来る」純粋な自分(夢)の為は最も頑張れる原動力です。今年も終戦の日が訪れます。最も避けたいことは自ら命を絶つことですが、その象徴のような存在が特攻隊員です。彼らも死にたくなかったのです。それなのに命令の一言で、強制的に志願させられて飛び立ったのです。そこで彼らは気持ちの整理に「愛する家族が1分1秒でも長く生きれるように」「愛する国が再び再生する為に」と自分以外の存在の未来の為なら頑張れると逝ったのです。今の多くの政治家は「国の為」「アナタの生活の為」と言っていますが「人の為」と書くと出来上がるのは『偽(ニセ•偽物)』です。政治家は自ら己を『偽者』と言っているのです。困難から逃げず、耐える時は耐えましょう。しかし希望は常に持ち続け小さな一歩を出しましょう。その為に最後は健康「腹を括って(くくって)頑張る」しかありません。腹=腸です!再生ニッポン!