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夜間の咳き込み

2025.09.18 | Category: 院長ブログ

「夜中によく咳き込むようになって熟睡出来ない」と相談を受けました。聞いてみると病院で相談して嚥下に関係する筋力低下による『誤嚥性の疑い』と言われたけど何もアドバイスが無く全く改善せず寝不足が続いているとの相談でした。確かに老化と共に嚥下に関係する筋力は低下しますので誤嚥し易くなります。食事中は特に多いですが会話していても突然咳き込む方を見かけることが有ると思います。だから嚥下に問題有りで良いと思いますが対処法へのアドバイスが欲しいですよね。会話していない食事中でも無い時に本来『舌』は上顎に着いているのが正常です。それが徐々に落ちて来て誤嚥し易くなるのですが「私は大丈夫」という人は鏡で舌の縁を見て歯形が付いていないか調べてみてください。もし歯形が付いていたら舌が落ち始めているか腎臓または心臓の機能が低下気味かもしれません。腎臓は水分代謝機能に関係し低下気味で「舌のむくみ」となり結果として歯痕(しこん)になる可能性が有ります。一方心臓機能の低下は肺に水を溜めてしまい夜間の咳き込みを招きます。その為に抱き枕を使って座って寝ると咳き込まないと言われたら肺に水が溜まっているかもしれません。偉い先生様の診断に物申すことはありませんが違う方向からの診方も必要かもしれません。舌の筋トレは上顎を押し上げるようにすると良いのと『雑巾絞り』も効果的です。全身の筋力は握力に表れると言われると同時に「舌の力は握力と近い」とも言われていますから雑巾絞りで握力強化すると全身の筋力アップに繋がり舌の筋力アップにも繋がると考えられるからです。

当院へのアクセス情報

全快堂

所在地〒470-1151 愛知県豊明市前後町鎗ケ名1879-2
電話番号0562-85-5973(電話予約は必ず必要になります)
休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三