
『湾岸ミッドナイト』という漫画&アニメ化された作品が有ります。仕事の合間に気分転換で少しずつ見ていますが「私には」経営や治療のヒントが沢山詰まっているように思えて驚かされます。何故なら作品の内容は改造車による『公道レース』で治療とは「かけ離れた」全く無関係の作品だからです。でも例えば車の初期の異常をいち早く察知するのは僅かな振動がハンドルを通じて「柔らかな手」で察知することが必要で当然私どもにも必要なことです。皆様の脈や肌の質感、筋肉の変化を知るには必須です。同じようにエンジンのノイズは皆様の声質の変化で分かり易いのは「声が嗄(か)れれば風邪」という感じです。一方劇中には多くの修理工場の個人経営者が居ますがコレは云うまでも無く治療院経営と類似する点が多く考えさせられます。とはいえ「見たい」を正当化する屁理屈を並べていると言われても仕方ないので劇中のキャストたち同様「好成績」を連発させ続けてこそ上司を黙らせることが出来るのです(上司って誰?)。作品に限らず注意深く周囲を見渡せば多くの治療と経営のヒントが溢れています。どの業界も大変でしょうが常にアンテナを立てて貪欲に動かなければ急速に動き始めた今の治療業界のレットオーシャンは生き延びることが出来ません。それは不況で職が無くなった人が『ベッドが有れば開業出来る』というネットの言葉を信じて治療はYouTubeで覚えて多くの開業者が増えたからですが「起業」するのは誰でも簡単ですが「継続」するのが難しいことに気が付いているのか甚だ疑問です。水商売で有っても同じように開店は資金さえ有れば誰でも可能です。しかしながら続けることこそが困難です。競争相手が増えることは一見経営的に苦しくなりますが私は大歓迎です。何故なら私は頭が悪いのに勉強が嫌いで尻に火が着かないと追い込まれないと重い腰を上げないからです。私には『切磋琢磨』が必要な愚か者ですがYouTubeが急速に発達し万民が手軽に治療家に成れる現代は天が味方したのかもしれません。但し勘違いしてはいけないのは『YouTubeが全て正しいのではない』ことと『事故が起きても責任は取ってくれない』だけは覚えておかなくてはいけません。俄(にわか)治療家が増えている現在、本格的な治療家?は更に頑張らなくてはいけません。コレを読んでいる治療家の皆様、一緒に頑張りましょう!