
私は全快堂を始める前の整形外科勤務の頃から既に『腸第一主義』を貫いていました。全快堂は何故か開院当初から難病の方々が多く集まって来ていましたから整形外科疾患の方々も含めて『腸が大事です』と伝えていました。しかし30年前は「腸なんて便を作る部位だろう」とか「私は便秘でも下痢でもないから」という人が正直多かったです。しかし10年ほど前くらいからは風向きが変わりマスコミを含め世間に『腸活』という言葉が流れるようになりました。そこで今『もう1歩』進んだことを言います。【全ての疾患は腸から治療するべき】と。それは腸疾患に限らず「がん」「認知症」「パーキンソン病」「リウマチ」「白血病」「大腿骨頭壊死」等々、一見「腸とは無関係だよね」と思われる疾患においても【全ての疾患は腸から治療すべき】と考えるのが好ましいです。いや、私の中では絶対です。ある先生から「血液も腸で作られることを突き止めた」と聞きました。だからアナタの家族や友人がアレルギーとか原因不明の疾患に悩まされていたら「快便?」と聞いてください。九分九厘「便秘気味」もしくは「下痢気味」そうで無くても「気持ち良く毎日排便してない」と回答することでしょう。もし親しい間柄なら最低限「フラクト•オリゴ糖」を勧めてあげてください。殆んどの疾患の原因が体内の炎症ですので酪酸菌を摂れば炎症を抑えてくれます。勿論私は自律神経を整えることもしますし当然『副交感神経優位』が必要な方には行います。また1歩進んで脳波の『Θ波』にする場合も有ります。今までは『○○します』とは言いませんでしたが最近「もっと早く知りたかった」「どうして早く言ってくれなかったの」と言われることが多く極端な控えめは美徳では無く時には有害になると気付かされましたので『今回だけ』偉そうに投稿させて頂きました。