
不老不死は無理な話なので「せめて」寿命を全うする、寝たきりの時間を極力短くするのが全快堂の目標です。昨年の12月に15年ぶりの患者様から電話があり来院されると「痛くて痛くて動けない」と具体的に膝とか腰とか痛いのでは無くて全身の動きが「ゆっくりしか動けない」という、少し表現が悪いですが錆びたロボットという感じで入口で靴を脱いで上がって来るのに手助けして1分余りという時間を要する始末。それが治療後には何事も無かったかのようにサッザッと1人で歩けるようになって笑顔で帰って行かれました。そして1週間後に再び電話があり同じことが3回繰り返されて年を跨いで今月に予約をされました。すると今年になって家族の方から電話があり「逝きました」と。年末普通に過ごしていたのに急変して救急車で運ばれて翌日だったようです。自分の無力さを悔やみ御家族に詫びると高齢だったので「寿命だし1日で逝ったのは呆気ないけど良かったのかも」と責められるどころか優しい言葉に胸が締め付けられました。私の力なんて知れているレベル、それに不老不死は有り得ないのは分かっています。そうなると呆気ない最期が理想的なのかもと考えてしまう自分が居ました。最期の日まで自分の脚で歩ける『棺おけまで歩く』を実践出来る身体づくりをコツコツ毎日やることを目標にしましょう。