
まだ70代に成ったばかりの方と治療中に話していた時のことです。その方はお世辞にも姿勢が良いとは言いませんが自分なりに『真っ直ぐしよう』と努力されてることは読み取れました。「私の身体って曲がっているでしょう?」と尋ねられたので「確かに少し曲がっていますが今より曲がらないようにしましょう」と伝えて会話が始まりました。その方は小さな頃にお祖母さんと同居していて毎日、繰り返し口煩く「背中!」「姿勢!」と言われ続けていたそうです。その時は本当に嫌で嫌で仕方なかったのですが今になって『何でもっと素直に聞き入れ無かったのか』と後悔していると話されました。だから今は同年代の人たちより姿勢に注意しているのだと分かりました。きっと同居していたお祖母さんも『孫に辛い思いをさせたくない』という気持ちが厳しい一言になっていたんだと思います。しかし腰が曲がるのは横に曲がる『側弯症』を含めて遺伝『も』関係していることが分かっています。だからといって諦める必要はありません。何故なら「アナタは生まれつき曲がっていましたか?」と考えると『少し注意されても』という程度だった筈です。ということは『筋力が姿勢を支えていたから』で筋トレで急激な筋力低下さえ無ければ現状維持出来るということです。それを伝えると「先生!『正しい』筋トレを教えてください」と大きな声で質問されました。気が付くということは症状が既に発現しているので『遅い』ことは確かです。しかしだからと言って筋トレしなかったら更に悪化します。当然『遅過ぎる』ことはありません。気が付いた『今』から始めましょう、今が一番若いのですから。
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