
『腎虚』が原因と言われる夜間頻尿や耳鳴りに効くと考えられている『八味地黄丸』の歴史は古く、3世紀の後漢で張忡景が『八味腎氣丸』と『金匱要略(きんきようりゃく)』に掲載しています。金匱要略は内臓病•精神神経病•婦人科疾患等の慢性疾患を主に書いた書物です。それに対して急性熱病を扱ったのが有名な『傷寒論』です。氣には桂皮(けいひ)、血には地黄(じおう)•牡丹皮(ぼたんび)、水には山茱萸(さんしゅゆ)•沢瀉(たくしゃ)•茯苓(ぶくりょう)•加工ブシ(かこうぶし)に加えて、沢山の薬剤を服用するので胃の働きを考慮して山薬(さんやく)という具合で黄色い八つの味の丸薬が『八味地黄丸』と言われます。西洋医学は1つの疾患に何種類もの薬が出ますが薬は『毒』とまでは言いませんが身体に負担をかけることには間違い無さそうですから出来るだけ少なくしたいものです。また新しい疾患が増えるごとに新しい薬を作り、場合によっては新型コロナウイルスの時のように十分なデータを集める前に摂取するようなことも起きますから怖いです。生薬や既存の薬を数少なく回復するといいですから自分で出来ることを最優先で対処し手の届かない所を薬に頼るような生活をしましょう。
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