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柔道整復師の必要性

2016.10.29 | Category: 院長ブログ

昨日の投稿では国家資格を全面否定するような内容になってしまったので本日の内容は題名の通り『柔道整復師(柔整師)の必要性』を一般的な正論では無く違う角度から投稿します。以前投稿した『無駄な動きの必要性』で本能的に大人は、疲れない動きをせず最小限での行動をするから必然的に同じ筋肉を使ってばかりになり、たまに違う動きをすると日頃使っていない為に、直ぐに筋肉痛になります。しかし非日常のその動きさえも長く動けて疲れにくいようにする為に赤筋を使っているので筋肉痛が白筋を使う子供に比べて遅くなって来るのです。要するに高齢者の日頃使わない白筋は最も使われない筋肉という事になります。このような事から転倒時に大怪我をする事が容易に想像出来るのです。『相田みつを』さんが『柔道は負ける事から練習する』と言った『柔道の受け身』は転倒した時に役立つ最も有効な手段と言えます。それを基に創られた『柔道整復師』という資格は『受け身、痛み、整復法』の全てを知っているので高齢化社会に無くてはならない存在。毎日の施術の中で柔道技の『足払い』を教えて咄嗟の転び方を教え最小限のケガで済むように指導して更に一歩進めて『バランスの重要性』を教えて転倒防止に結び付け無ければなりません。全快堂では自分のバランスの片寄りを自らの目で実感してもらい10秒ほどでバランスが最適な場所にくる運動を指導して毎日自宅で転倒し難い身体作りをするようにしてもらっています。これも転倒=受け身が導く考え方なのです。また本来鍼灸あんまマッサージ師は盲目患者様の社会進出の為に創設された分野で有ります。従って健常者(この言葉により盲目及び弱視の方を差別するような表現になりますがお許し下さい)が職域を荒らすような事をしてはいけません。もしも訪問介護に鍼灸あんまマッサージを手広くやるなら盲目及び弱視の方々を積極的に雇って、決して搾取するのでは無く、その方々の高収入に繋がるような方向に持って行かなければいけない、健常者の資格者が障害の有る方々と共存共栄出来る状況を建設的な考え方で創るべきと考えます。その為に全快堂も訪問介護の保険請求を考えてはいますが現在は時期早尚と考えて踏み込んでいません。今回も長文になってしまいました。すいません。

当院へのアクセス情報

全快堂

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院長宮木 謙三