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帰宅困難時の練習

2017.03.14 | Category: 院長ブログ

あの『3・11』の時には関東地方で帰宅困難者の人数は膨大な数だったと聞いています。電車が不通でバスは来ない。バスが来ても道路が大渋滞で車は動かない。結局徒歩で帰宅した人も多かったとか。そこで毎年、帰宅困難を想定して徒歩で通勤や帰宅をする会社が有るそうです。一度でもやれば分かると思いますが『靴』が大事です。海外の女性はオフィスでハイヒールを履いていても通勤はスニーカーという人が多いそうです。当たり前の事ですがヒールは歩くのには適さないです。しかし日本では通勤時からヒールの人が意外に多い事に驚くと同時に、日本女性がO脚や膝痛等、脚に問題を抱える人が多い原因がココに隠れていると思いました。ヒールで通勤しても、しなくても最低限、会社には運動の出来る靴を置くべきです。それは男性も同じで革靴でナイロン靴下、インソール無しなら最も歩行に適さない為、女性同様『男性も会社に靴を』置くべきです。靴は最低限の事で出来れば長時間、歩ける体力も必要です。地震で被害を受けた道路は整っているとは限りません。乱れた場所を歩くのは容易な事ではありません。そこで『トレイルラン』をやりましょう。トレイルランとは山道を走るのですが歩くだけで走らなくても結構です。上り坂、下り坂、凸凹道(に一本橋ってトトロかよっ)を歩くのは非常に体力を消耗します。追い打ちをかけるように地震になれば停電で自販機の飲料水も無い場合も予想されますからペットボトルの飲料水も持って会社を出る必要が有ります。最悪一夜を路上で過ごす事が予想される距離の方はNASAが開発した薄く軽量防寒具が有れば安心です。少しの菓子や飴1つでも災害時には貴重です。挙げればキリがないですから各自が想定出来る事を書き出し、また家族で話し合っておく事が被害を最小限にする第一歩になります。徒歩帰宅を経験していない方は一度は挑戦してみて下さい。想定外の事が有るかも知れません。災害時は精神的にも正常ではありませんから平常時に対応する事をお勧めします。

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全快堂

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院長宮木 謙三