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タコはそのまま?

2017.04.21 | Category: 院長ブログ

足の裏にタコが出来ている人はいませんか?タコが出来るという事は、歩き方や走り方に問題が有るかも知れません。『かも』と書いたのは生まれつき身体の構造に問題が有る場合も考えられる場合もあるからです。しかし殆どの人が着地姿勢に問題があり、より多くの加重が1ヶ所に加わってタコが出来ると考えられます。痛いタコは軽石で擦ったりスピル膏や絆創膏を貼ったりして対処する人が多いと思います。廣戸聡一氏によれば4スタンス理論というのが有って、前側加重か後側か、内側か外側かに分類され間違った加重ポイントが故障やパフォーマンスの低下に繋がるそうです。しかし歩行やランニングの足裏の体重移動ラインは、100%近くの人が後から外側を通って前に向かって第2指辺りから抜けていきます。『近く』と書いたのはマラソン界のトップランナーは『フォアフット走法』という走り方になりつつある為です。それは踵と土踏まずは浮かせたまま着地せず、それより前方のみを着地して走ります。フルマラソンとはとても思えず、まるで短距離走のようですが世界のトップランナー達がマラソンを高速化した証しと、人種的な人体構造の違いの現れだと言えます。しかし日本人には無関係ですから難しく考えなくていいです。上述の通り、その人に合った自然な歩行かランニングなら問題有りませんけど身体に合わない加重をされると『身体の防御反応』としてタコが出来るのです。タコを利用して歩行を矯正するのも必要だと思います。勿論極端はいけませんけど外側の前(小指の付け根付近)なら少し親指付け根を意識すると良いでしょう。しかし第3指の付け根付近は横アーチの墜落からも考えられるので専門家に御相談下さい。現状で見た目には外反母趾になってなくても将来、股関節痛や膝痛、腰痛等の身体の不具合に発展するかも知れません。上手に矯正した歩き方が出来ずに身体に痛みを発症させてしまっては危険なので『タコ利用走法&歩行』に自信が無い人は早めにタコの除去をして下さい。そういえば元ボクサーで俳優だった『タコ八郎』さんっていう人、若い人は知らないだろうけど居たよなぁ。飲酒して海で溺れて亡くなったんだよね。ここには書きませんがスポーツ紙は、人の死にも関わらずギャグのような見出しが並んでいた事を覚えています。ある意味、皆に愛されていたのかなぁ。

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全快堂

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院長宮木 謙三