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夏は体力低下

2018.07.17 | Category: 院長ブログ

夏に体調を崩す人は多いです。異論も有るでしょうけど私は『自然の摂理』と理解しています。体調を崩さない人は体力が有る人ですが、そんな丈夫な人でさえ夏は他の季節に比べて疲労を感じ易い=夏バテします。春バテ、秋バテ、冬バテって無いですし、夏だけ「夏風邪」と言うのは冬の風邪とは別物なのと、心の何処かで「夏は気温が高いから風邪なんて引かない」という意外性の表れからです。先日も投稿した内容とリンクしますが夏は外気温が高いので体温も上がり毛細血管が開いて放熱します。当然発汗量も増える=余分な仕事は体力消耗に繋がります。陰の秋冬から春の陽に移った自律神経の調節で休養が不十分だと『イライラ』がピークに達して発生した梅雨時の数件の「通り魔的事件」は記憶にまだ新しいと思います。そのまま梅雨明けで一気に高温になると疲弊から完全回復していない自律神経には狂いが生じ今度は、精神的なもので無く体力的な異常に表れます。これが「夏バテ」です。追い討ちを掛けるように熱帯夜は睡眠時間を削ります。モーターが動いていると室内の温度が上がるのと同じで、身体は体温を下げようと身体のモーターの代謝を低下させます。これにより体温の上昇と体力の消耗を防ごうとします。夏バテは意図的に身体のスイッチを切って「これ以上動かないで」と省エネモードになった状態です。ここにエアコン、冷たい飲食物、夜更かしや熱帯夜で眠れなければ体力の無い人は寝込んでしまいます。高温が続く現在は適切にエアコンを使って十分な睡眠が体力消耗を防ぐ第一条件。他には私のように炎天下を走るとかアホな行動は慎んで体力温存に努めて下さい。どうしても炎天下の作業をする場合は保冷剤をタオルで包んで首や腋下に密着させると良いです。熱中症対策は先手必勝で「あれっ、変だぞっ」という時は遅いのです。日本から脱け出せないのなら対策して乗りきりましょう。

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全快堂

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院長宮木 謙三