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疑う事も

2019.03.11 | Category: 院長ブログ

私たちは警察や検察、教師や宗教家。他には私も端くれですが医療従事者や医療関係者、弁護士等々の方々は「悪い事をしない」「間違わない」と基本的に考えています、イヤ正確には「故意に悪い事をしないだろう」「基本的に良い人たちが『その職についている確率が高い』だろう」と考えています。そうで無ければ世の中が狂ってしまいます。それが『性善説』ですが、何年も聞かない日が無いという「オレオレ」というワードが有名なった「詐欺」は、それを逆手に取って「劇場型」という手法で高齢者を騙しています。しかしそろそろ新しい詐欺、正確に言えば「強盗」が横行するでしょう。宅配便を装った強盗が増えて来ましたけど今後は「警察官」の強盗も増えるでしょう。今まで皆無ではありませんでしたけど私たちは「警察」と言われると直ぐに信じてしまいます、それが玄関に来たら。皆さんも「もしも自分が詐欺や強盗をやるとしたら」と考えてみる事も大事です。警察官に似た衣装を着た2~3人で呼び鈴を鳴らされたら疑わず直ぐに扉を開けてしまいませんか?もしも少し疑っても「早く」「急いで下さい」と言われたら開けてしまいませんか?恥ずかしながら私なら開けてしまいます。悪い奴等は常に人の心理を考えています。だから人の弱みをグイグイ攻めて来ます。「警察官なら」「1人は疑うけど3人なら」と。そもそも私たちは警察官の服装を知っているでしょうか?私は紺色という他は詳しく知りません。それが夕方の薄暗い時なら真偽を見分ける自信は更に有りません。「警察手帳を見せろ」ってアナタ警察手帳の本物見た事有りますか?夕方と表現しましたけど時間帯も詐欺師は考えています。午前中に詐欺は少ないです(その考えも危険ですが)。何故なら余裕が有るからです。それが銀行が閉まってしまうギリギリだと考える間が有りません。また夕方になると人は忙しく(せわしく)感じます。秋冬の「釣瓶落とし」は特に強調されます。「こんな事を書けば詐欺師が参考にして」と考えて止めようとしました。しかし詐欺師は私たちの考えている事の更に先を行ってます。以前「地面師」が話題になった数十億円の詐欺が有りましたけど提出書類を目の前で疑う事を日本人は「相手に失礼」と真偽を確かめる事を躊躇います。それを利用したのです。何十億円のビジネスなら慎重になると思いますが「まさか」と考える心理です。だからといって私たちは騙されても良いとは言えません。それどころか金を盗られるだけならまだしも、先日の強盗事件のように殺されてしまったら悔やんでも悔やみきれません。だから投稿しました。もしも「私は大丈夫」なんて考えている人が居たら「自分が詐欺師、強盗だったら」と考えてみて下さい。自分は大丈夫なんて考えている人が最も危ない人だと以前専門家がテレビで言ってました。悪い奴等は必殺仕事人から「お灸」をされますから悪い事は止めましょうね。

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全快堂

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院長宮木 謙三