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ファスティング

2020.02.03 | Category: 院長ブログ

ファスティングとは特定の野菜をジュースにして食事の代わりに三食飲んで過ごすものです。20年以上前に患者様を集めてファスティングの勉強会を開きました。その時の反応は最初「ファスティング=ダイエット」と受け取られていましたけど、違うという事を説明してファスティングの素晴らしさを知って頂き数名の方が挑戦していました。そのファスティングが最近再びブームです。ファスティングとは私が勧める「マイナスの健康法」です。毎日のようにマスコミは「⚪⚪を食べると健康に」「⚪⚪で長生きできる」とか「このサプリメントで」等と垂れ流し状態です。以前投稿しましたけど企業は商品を売らなければ儲かりませんから「プラスの健康法」を教えます。しかしファスティングはマイナスの健康法です。現代人は暴飲暴食、飲酒、糖質、過酸化脂質、添加物、薬、サプリメント等々を摂っています。というよりも「摂り過ぎ」です。そして身体はそれらを消化吸収、排泄する為に身体は疲弊しています。それが現代人を苦しめている病気の原因です。糖尿病は今さら説明は不要でしょう。アレルギーも食べたり飲んだり触ったり吸い込んだりで発症します。現在女性死亡原因の第一位の「大腸がん」は悪い食べ物を摂る事もですが、食べれば排泄しなければなりません。そこで悪い物を全て排泄出来ないから発症するとも言えます。コンビニやファミリーレストランの普及で深夜に食事をしたりする現代人の内臓は疲弊しきっています。すると病気が発症しても身体は対応しきれません。表現するなら常に至る所でボヤが発生しても消すのが間に合わないような状態です。大火事になったのが病気です。ファスティングは入って来る物を極端に抑えるので身体を休ませる余裕が出来る=リセット出来るのです。結果的にダイエットにもなりますけど私が最も推奨したい理由は、もう一度「身体を休ませる」「一旦リセットする」事です。最近流行りの「低糖質ダイエット」は10年程前に指導させて頂きましたが、それは「マフェトン理論」を元にした方法でしたので一年間で二週間だけ糖質を抜く食事療法です。色々な食事療法が有りますけど残っている方法が全て正しいとは言いませんが新しい方法に飛び付かずに他の人をモルモットになってもらい様子を見てから挑戦してみて下さい。始める時期はブームになってから一年後です。良い方法なら一年経ってもブームの筈ですので。詳しい事を知りたい人は治療時に質問して下さい。

当院へのアクセス情報

全快堂

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休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三