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IRとパチンコ

2020.05.09 | Category: 院長ブログ

新型コロナウイルスの流行で一気に「パチンコ=悪」の図式が出来上がりました。先日もIRとパチンコ産業のことは投稿しましたけど、ここまで「パチンコは悪」となってしまうと少しフェアで無い気がして来ましたので再度投稿します。それは決して私がパチンコ大好き人間だからではありません。自粛警察が「正義」を振り翳しているようですけど最近の日本人はストレスからかイジメや非難、苦情、クレームが日常茶飯事になって相手のことを許す、考える「ゆとり」が無くなっています。例えば芸能人の不倫は当事者同士の問題で周囲が白黒判定することでは無いのにワイドショーに週刊誌、今はネットで炎上、バッシングの嵐で仕事を失うほど徹底的に叩きのめします。それが今はパチンコ産業に向けられています。確かにパチンコファンは我慢する時期です。しかし経営者の立場になってみて下さい。土地代に人件費で毎日数百万円~数千万円が消えていくのに国からは1ヶ月200万円?あなたが経営者ならどうしますか?「それなら廃業すればいい」ですか?その費用だって数千万円は必要でしょうね。それも自腹でやるんですか?やれば儲かるのに閉店させて毎日利益を垂れ流すどころか負債が膨らむ。そりゃやるでしょう。こんな時だからこそパチンコ経営者は儲けずにファンに勝たせて「このパチンコ屋は勝たせてくれる」という印象を植え付けて宣伝をするでしょう。先日投稿の「詐欺」に関係していますけど儲けるだけ儲けていれば罰金を支払っても十分利益が上回り得するから営業しているのです。だからもし罰金が有っても痛くも痒くも無くいどころか、今回は行政やマスコミが勝手に宣伝もやって手助けしているんですからパチンコ側の思うツボ。しかし国民が考えておかなくてはならないのは「将来IRが出来てから同じ状況になった時に休業要請をしたら税金投入して補償するのか」という事です(投稿済み)。もし投入するなら反対派が増えることは明白です。私は万が一投入するなら土地を売って儲けた人、建設受注業者、IR参入した業者、口利きした政治家、誘致した地域から利益を絞り取ってから初めて税金投入を考えるべきだと。その為には記録を必ず残しておかなければいけません。公的機関は直ぐに廃棄したり改ざんするのが得意ですから注意が必要です。足元を見つめることは非常に大事ですが、そろそろ次のことも考え始める時期が来つつあります。

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全快堂

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院長宮木 謙三