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無駄を省く2

2016.12.02 | Category: 院長ブログ

続きです。『1日30品目食べて腹八分目をゆっくり「よく噛んで」食べる。それによって唾液(第一消化液)を沢山出す』のが健康になる食事です。更に付け加えれば加工食品は添加物や塩分が多く控えたいですね。また調理温度も高温は避け100℃迄が理想です。しかし恥ずかしながら私は全く出来ていません。言い訳っぽいですが何でも完全は疲れます。完全をこえた不完全の美が有るように健康もストイックに成り過ぎない。削ぎ落とした美=枯山水=無駄を省く庭園でも痩せ過ぎのモデルや極端なダイエット、ましてや拒食症はいけません。また全ての事に共通ですが固定観念に捕らわれない自由闊達な発想が大事だと思います。何故なら医療の常識や薬の服用基準は10年位で見直されますから昨日迄『この数値は薬が必要』と言われたのに『今日からは不要』という事が有るのが現在の医療です。正解が不正解だったり、またその逆も然りです(例えばコレステロール値)。庭園でも身体でも感性を信じる事も必要です。例えば『頭が痛い。いつもとは違う』と思ったら病院に行くべきです。『酒が美味くないなぁ』と感じたら注意するべきです。自然は常に動く、ヒトの成長・老化も止まらない。見た目は同じ身体でも昨日と同じ状態では無いのです。庭園でも建物でも創作された物は完成した瞬間から壊れていく。ヒトの身体は20歳迄は余程の事が無い限り、手を掛けなくても良い方向に成長します。ただ問題はそこから。また20歳迄に注意するべき事は『姿勢』です。姿勢が悪くなると治すのに相当な努力が必要となります。立位、座位、歩行姿勢等は骨の構造にも関わってきますので特に注意が必要です。つづく

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全快堂

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院長宮木 謙三