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AIに敗けるのか?

2017.10.11 | Category: 院長ブログ

AIが発達すれば便利になる一方、人の職場は侵されてきます。5年後、10年後には無くなっている職業は沢山有ると盛んに予想されています。しかしヒトにしか出来ない事も有ると思います。例えば東洋医学的な診断法は血液検査やレントゲン、心電図等々を使えないので五感をフルに活用して、時には『第六感?』まで引き出して患者様の身体を診ます。ヒトは無意識に身体や行動から色々なシグナルを出しています。それを活用して総合的に判断するのが東洋医学的診断法ですが、AIの発達は現在ではヒトしか感じられない些細な変化以上を活用出来るようになると思います。勿論現在でも別々に活用している機関は沢山有ります。例えばサーモグラフィーや脈拍、血圧、酸素飽和度、呼吸の深さ、皮膚発汗量、皮膚の電流差、眼球の動き、前回のデータとの比較は出来ます。それを総合的に安価で手軽に出来れば、かなり診断の助けになり西洋、東洋共に診断法の助けになると思います。口の悪い患者様は『大学病院の先生は画面から目を離さず一度も私を見なかった』と言いますけど優れた先生は必ず見ていますから安心して下さい。AIに取って代わられないように今から日々診断技術を磨いて電子頭脳が決して追い付けないヒトならではの更なるテクニックを身に付けようと思います。

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全快堂

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院長宮木 謙三