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痛みが

2025.05.11 | Category: 院長ブログ

便が固くて出ないから軟便が良いと「冷たい牛乳を一気に飲と出る」と善し悪しは二の次、結果のみを求めるのと同様で「痛みが無くなることが良い」「痛みが無くなれば治った」という考え方の人が居ます。結論から言えば「それは間違い」で「痛みを再発させない身体づくりが自分で出来て卒業」が正解です。「痛みさえ無くなれば」なら『痛み止め』の注射や薬の服用で良いワケですが根本治療では無いことは明白です。先日高齢の新患の方が「膝が痛い」と来院されました。整形外科に通ってリハビリを続け薬と注射を繰り返していましたが杖での歩行も出来なくなっていました。その人の場合は1回の治療で痛みも無く杖も使わずサッサッと歩行出来るようになりました。しかしその快適さは3日しか持ちませんでした。何故なら正しい歩行が出来ていないから膝への負担が復活するので当然なのです。その正しい歩行をさせるのがリハビリですが「リハビリなら整形外科で長年やってきた」という考え方が有るので「もう結構です」の一言で取りつく島もありません。長年の整形外科通いで心身共に疲れはて人を信用出来なくなっていたと考えられます。「長年のリハビリは違う部位を行っていて」と言っても『病院は絶対に正しい』『保険が使える』『高齢者を騙して金を取る』という刷り込みに、本人にしてみれば快適と痛みのジェットコースターのように思え『全快堂に行ったら更に痛くなった』と考えるのも理解出来ます。本人には届きませんが次の人が生まれる前に述べさせて頂きます。使い方が間違っている、例えばO脚なら外側の靭帯と筋肉が引っ張られてリンパ液等が漏れ出して組織を密着させます。すると動く範囲で動き始めますので間違った使い方を始めます。最初は組織が壊れていないから痛みは感じませんが時が経つにつれて痛みがおきます。だから治療は『痛みを一刻も早く取る』のが理想ですが密着した組織同士を①剥がして動くようにする②「この筋肉を動かすんだよ」と身体に正常な動きを認識させる③長年使わず細くなった筋繊維を『正しい』筋トレで復活させる、ということをしないと終わりません。また本当は『まだ本来のゴールには辿り着いていない』のです。簡単に筋肉が着かないことは理解出来ると思います、ということは「正しい動きが出来ていない」ことを意味し『自分流』で再び痛めるという負のループに陥る可能性があるのです。だから痛みが無くても定期的に来院して正しい動きが出来ているかチェックして本当に安心を得られるのです。しかし若くても短期間に筋肉を着けることは難しいのに高齢者には難しいことは確かです。だから離れる人は仕方ない「去る者は追わず」しかし留まる人には責任を持って対応しますし、出来る限りの認知症予防•自律神経調整•腸内環境改善を並行して行っているのが全快堂です。指導しようとすると「残された時間が少ないのよ」と言われたことが有ります。しかしだからこそ1日も早く、それも正確にやらなければ寝たきりが待っていると思います『一寸の光陰軽んずべからず』。

当院へのアクセス情報

全快堂

所在地〒470-1151 愛知県豊明市前後町鎗ケ名1879-2
電話番号0562-85-5973(電話予約は必ず必要になります)
休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三