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手段

2025.07.22 | Category: 院長ブログ

長くてごめんなさい。大相撲名古屋場所が行われています。今さら言う迄も無く『相撲は国技』です。でも国技とは名ばかりで、大の里が横綱に成るまでの間に数多くの外国人横綱が誕生し日本人の最高位の存在は長期間空白の時間がありました。私は参政党員ではありませんから外国人云々という考えはありませんし、元横綱の白鵬関が考えてると噂に聞く『大相撲世界大会(仮)』なる選手権や組織が出来ることは大賛成です。但し国技は守らなければいけませんし、その為には組織改革を断行することも必要だと思いますが今回は「そんな小さなこと」というのは誠に失礼ですがグローバルな視点で大相撲を考えたいと思います。それは相撲界の日本人が少ないというか外国人力士の数が非常に多いということです。当然のことながら相撲界に入るということは身体一つで勝負するという考え方で非常に高いリスクを背負うことは言うまでもありません。幼い頃に相撲と出会い、格闘技と出会い「これで飯を食う」と決めた幼子は言うまでも無く海外に多い筈です。現代の日本社会では「とりあえず高校を出て」「とりあえず大学を出て」という目標も無いのに「とりあえず資格だけは」「学歴だけは」という漠然とした時間の経過、言い換えるならば「ゴール•結論の先送り」で親や他人に決められた人生では無く「大人の考え方を持った上で自身の人生を考えれる歳になる迄は」という聞こえの良い表現になります。しかし本当にそうでしょうか?毎日のようにニュースに登場する多くの事件の犯人や容疑者たちの『無職』という言葉。それが10代は受け子、20代や30代だと多くが実行犯で50代や60代になると親の年金を不正受給という形で新聞紙上を賑わかせる始末。豊かな国になり高校迄は無償化?、学問さえ身に付ければ立派な大人になるからと「せめて高校だけは」「何とか大学を出て」という親たちの線路に乗ってか乗らされたのかは不明だが、もう少し早くに将来を考える機会が無かったのか?それが家庭なのか教育現場なのかは良いが漠然では無く『具体的な』目標を持っていたら少なくとも犯罪者になる確率は低かったと思います。卒業した先にレールが無く名刺に『○○大学卒業』と書いても商品は売れない、社会での通知表に愕然とする毎日に自分を見失ってしまう。そうなると改めて大谷翔平氏の人生設計はどれ程凄いことか実感します。幼稚園や小学生が「将来○○になりたい」という目標は毎年とは言いませんが持つべきです。ひとまず「○○入学目標」は良くても「その先」出来れば『最終目標』が有れば日本は良い国になると思います。その目標すら持てないような国にしてしまった政治家たちに鉄槌が振り下ろされた今回の選挙でした。しかしそんな政治家たちを選んできた国民が悪い。金儲けに忙しい国民が悪い。金儲けに忙しく学校に学習のみならず人間性•人間形成まで頼んだ親たちが悪い。そもそも本音と建前で話をする日本人の考え方が悪い!繰り返しになりますが最も伝えたいことは『こんな国にする為に尊い命を散らしたんではないんだ!』と言わせるような国を即刻造り直せ!金儲けは志に向かう手段であり結果であって目標では無い。簡単なようで難しい「志で飯が食えるか!」という声も聞こえて来そうですが目標が正しければ何代も続く老舗にもなります。『可愛い子には旅をさせよ』という言葉は色々な意味で受け取れます。最後に定年後に「○○社の人事部長でした」「○○で総務部長でした」と言う日本人を外国人は理解できない、外国人は会社では無くアナタを見ていますよ。

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全快堂

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院長宮木 謙三