全快堂には非常に多くの患者様が居ます。そして当たり前ですが「1人として」同じ症状の方は居ません。例えば『五十肩』と他で診断を受けても原因は多岐に渡りますから同じではありません。それを「五十肩なら」とパターン化されたマニュアル化された治療をしているから治る人と治らない人が出現し、治らなかった対応出来なかった人が病院等から来院する結果となります。だから全快堂に来る方は一長一短では対応出来ない複雑な症状の方が多いです。最悪は重傷化してから来るパターンです。時間も然ることながら触られまくって炎症→硬結→炎症→硬結を経てガチガチの関節や筋肉になり痛み止めの薬と注射で治る見込みの無い?手術を勧められてから来る方です。確かに保険は安いし病院は信頼感が有りますから最初の選択肢なのは理解出来ます。でも「もう少し早く来て欲しかった」という人が最近特に多く感じます。今になってコロナ後の影響なのか?症状が多岐に渡るということは治療方法も多岐に渡って対応しなければならないことを意味します。今一番欲しいものは時間です。日々治療に追われ昨夜も帰宅後23時過ぎ迄Zoomでしたが本日も昼の休憩中に収まらないZoomが有ります。仕方ないので途中までで退室予定です。理由は現在4つのセミナーを並行して受けているからで恥ずかしながら「それほど私がアホ」ということです(情けない)。しかし患者様を見捨てない•治療を諦めないを合い言葉に完走するつもりで日々研鑽しております。時々「宛の無い旅」に思える時が有りますがゴールは有りません、有る筈が無いのです。それを承知で走っているうちは正気だと思います。とにかく走る、泣き言を言わずに。