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責任!

2025.08.23 | Category: 院長ブログ

どなたでも仕事に責任を持っていると思います。しかし昨日のセミナーで改めて『責任』について考えさせられました。私たちは患者様を治すことを生業にしています。当然病院でも改善しない疾患は数多く有りますので私のような者では当たり前に対応出来ない場合が有ります。しかし治せないにしても少しでも楽にしようと努力はしています。それを簡単に途中で投げ出してしまう、まるで『そんな症状のアナタが悪い』とでも言うかのように『もう来ないでください』という考えを持った人がセミナーに出席していたのです。私は紹介状を書きます。しかしそれは決して見放なしてはいません。だから殆んどの患者様は改善して戻って来てくれますし全快堂と紹介した病院を並行して治療される患者様もいます。それは皆様が「紹介状を書かれた=見放された」と決して思っていないからです。そこには信頼関係が存在するからです。だから私たちも患者様を裏切れません。最近『回数券』を販売して治療する所が増えてきました。各々の考え方ですから売るのは勝手です。しかし買わせたら使い切る最後まで施設が存在するのが『責任』で社会的観点からみても当然なのにエステサロン等を含めて購入させた翌日『倒産廃業』というニュースを頻繁に耳にするように成りました。全快堂の最長の患者様は「27年と半年」になりますが数多く10年20年という患者様も居ますから何度か「回数券はありませんか?」と尋ねられたことは有ります。しかし私は回数券を売りません。正直に言えば幾つか売らない理由は有りますが回数券を販売なさっている方々に迷惑が掛かるかもしれないので最大の理由だけにします。それは『治療するのが私1人だけ』ということです。私が治療継続不能の状況に陥ったら回数券は使えなくなってしまいます。『返金すれば済む』と言えば簡単ですが、少し格好付けて言わせてもらえば「回数券を売った時点で患者様の未来を請け負った契約書」と考えているのです。だから患者様によっては『これで治るんだ』とか『これで楽になるなら決して高くない』と考えられる方がいて当然なのです。だから「返金すれば済むでしょう」は相手の心、相手の気持ちに寄り添ってないと私は勝手に考え「いくら私が丈夫でも『絶対』は有り得ない」と現金決済のみにしている次第です。多角経営でスタッフが沢山在籍して自分と同等、若しくはそれ以上の優れた腕の持ち主が即入店して対応出来るなら何も言いません。しかし超極零細の『全快堂』にはそんな事は出来ませんから回数券の使用は今後もありません。しかし治療に「穴を空ける」ことが今までに無かったからと言って今後も『絶対無い』とは言えませんから出来る限り節制して健康的な生活をしているのは患者様への『責任』と言えば(またまた)格好いいですね。投げ出さず見捨てず諦めず節制して尚勉強し新しい治療法を掴み還元する為に3日間大阪に缶詰です。月曜からは希望者のみですが水素を吸って頂きます。全快堂はまた新しい段階に入ります。

当院へのアクセス情報

全快堂

所在地〒470-1151 愛知県豊明市前後町鎗ケ名1879-2
電話番号0562-85-5973(電話予約は必ず必要になります)
休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三