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我慢・後悔

2020.07.14 | Category: 院長ブログ

新型コロナウイルス感染症が再び活発化しているとメディアが騒いでいます。20代や30代が多く10代どころか10代未満の患者も少数ですけど居ます。確かに10代と10代未満の死亡者数の合計は7月13日の時点では1名だけで「若者は軽症」という噂の裏付けとも言えます。しかしそこで「なめんなよ!」と言いたいです。メディアによると10代で感染した方が陰性診断された後も「微熱・倦怠感・動悸・息苦しさ・胸痛・背中の痛み」が長期に渡って続いて、中には「起き上がれない」という状態の日が有るそうです。後遺症であることは理解出来ますけど「若いから軽症」というのが全ての人に当てはまるとは言え無いことを知って欲しいです。若い人は学業または労働が待っています。それなのに感染前の身体状態に戻るのか戻らないのか誰にも分かりません。またこんなに辛い日々が「いつまで続くの?」「また感染するかも」という不安に若いだけに長い人生が待っていることを肝に命じておく必要が有ります。それなのに「自分だけは大丈夫」なんて考えて夜の街に出向く。ロシアンルーレット気分で恐怖を楽しんでいるとしたら「人生を賭けるほどのことなのか?」と言いたいです。自分が感染して後悔しても遅いし、自分の大事な人に感染させても辛いし自分が感染したら周囲から白い目で見られ差別は駄目でも実際には一生言われ続けることになるでしょう。私は自分では丈夫だと思っています。それでも自分が感染することが怖いですし、それ以上に家族や患者様に感染させることが怖いです。だから昨年末から一度も飲みに行っていません。勉強会もリモートのみです。それでも怖いです。若者に言いたいです「自分の人生、自分の大事な人たちを危険に晒さないで下さい」と。すると「いつまで我慢すれば良いんですか?」と聞かれるでしょう。もしかしたら数年間かもしれません。でも国民が再度一丸となって正しい自粛をすれば短期間に終息すると思います。最悪なのは一部の人が注意せずに好き勝手な行動をすると増加?減少?というダラダラの感染者数の推移になり自粛期間もダラダラ長くなって多くの人が精神的にも経済的にも限界が来てしまい毎日500~1000人が感染して医療崩壊することです。確かに若者だけが悪いのではありません。先日三重県の鈴鹿での感染者は東京の接待される店に行った60代でしたからです。若者に「じっとしろ」と言うのは可哀想ですし私が若ければ我慢してないかもしれません。だから勝手な言い分ですし「我慢すれば絶対大丈夫」なんて言えません。本当は我慢しても感染するかもしれません。でも我慢すれば確実にリスクは減ります。「リスクを如何に減らすか」が問題なんです。皆さん後悔しない人生を送りましょう。これだけ言っても「我慢することが後悔だよ」と考えるのは人それぞれですから仕方ないことです。私が言えることはそれだけです。

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全快堂

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院長宮木 謙三