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本来の国会

2020.12.20 | Category: 院長ブログ

今の先進国の中で独裁国家を除けば日本ほど民意が反映されない国は無いと思う。不正の無いであろう選挙を行い、理想を聞いて議員を選出したにもかかわらず国民の求めている政治とは程遠いように思えます。しかし私が感じているだけで本当は民意に沿った政治なのかもしれませんが。先の大戦でA級戦犯を東條英機第40代総理大臣の真意は資料を基にした上の想像でしか計り知れないが「戦争回避」を願っていたと歴史家たちがテレビで話していました。当時の国民の多くは日清日露と一応「勝利」したと理解されたていた結果、他国への進行を支持していたと。しかし悲惨な状況と結果になれば「私は初めから戦争を反対していた」「戦争は絶対やっては駄目だ!」と声に出す人が多くいる。だったら何故開戦に踏み切ってしまったのか?以前に投稿したのですが「日本という国は途中で止めることが出来ない特徴がある」と思います。少しやって「上手くいかない」「損をするぞ」と分かっても一端走り始めるとブレーキが効かず突き進む癖が有ると理解しています。『特攻作戦』はその象徴です。そういう破滅型の国民だから国民の生命を守る国家の長は一時の感情に流されず冷静な政治判断をする議員を選らばなくてはいけないと思います。しかし議員は詐欺師と思えるほど選挙時には良い声を聞かせてくれるのに国会運営は全く違う方向に走っています。「あなたが訴えた選挙公約は?」「あなたが訴えた政治理念は?」と尋ねると「党の考え方が有る」で終わる。それは結局一部の政治家と金持ちと大企業の得する方向であって、一般国民と中小零細企業の声は掻き消されてしまいます。でも一般市民も中小零細企業も悪いのです。「どうせ変わらない」と選挙に行かない国民に「仕事を貰っているから上が儲かってもらわないと困る」と結局現状は変わらない。大局で見れば政治も経済も外交も全て間違った方向に進んでいる日本は最優先課題には手を着けず互いの挙げ足取りに大事な国会論戦を浪費している。少なくとも国会運営は国民の為だけに使って政治家の不正問題は発言する議員が最初に問題提議するだけで回答はしてもらわなくて良い形にするべきです。のらりくらりと回答に時間の浪費されて本来の国会運営が為されて無いから日本が良くなる筈が無い。真意や詳細は「文春砲」等々に任せれば国民が知るところと成り、よっぽど政治家の下手な質問よりも的確に対象者を追い詰めることでしょう。芸能人を見ていれば分かります。少子化問題は経済の安定が無いからで問題は生活全般に繋がり、その問題こそが日本の将来を良くする最優先課題です。本来の国会にして下さい。

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全快堂

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院長宮木 謙三