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仁術か算術か?

2021.01.21 | Category: 院長ブログ

メディアで得た情報で質問します。現在『医療崩壊』『医療逼迫』と叫ばれているのですが、日本には病床数は152万9千床有っても新型コロナウイルス感染の重症者のベッドは一年経過して3千6百床(全体の0.2%)しか使用されていない状態で本当に『医療崩壊』『医療逼迫』と言えるのでしょうか?新型コロナウイルス感染の重症者を受け入れた場合スタッフが沢山必要になります。感染症専門の医師や感染症の教育を受けた看護師、その他にECMO(体外式膜型人工肺)や専用トイレ・シャワーの設置の他にも通路もエレベーターも別にする必要が有ります。だから莫大な費用が必要になります。大変失礼な言い方ですが本当は「儲からないからやらない」のではないでしょうか?医師を目指した時の、看護師を目指した時の純粋な最初の志を思い出して欲しいのです。「困っている人を助けたい」筈だったのに、ベッドが満室を理由に受診拒否や受診出来る迄に時間がかかったりしてコロナ以外の緊急を要する疾患や事故で命を落としている。「無料で国民の犠牲になれ」なんて都合の良いことは言ってません。新型コロナウイルス感染者の重症ベッド1床につき1500万円の補助金を出していましたけど受け入れてくれないので更に450万円上乗せして1950万円にしました。それでも2400床が現状の3600床になっただけです。つづく

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全快堂

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休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三