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苦渋の決断2

2021.04.11 | Category: 院長ブログ

コロナ禍で「何で飲食店ばかりなんだよ!」「何で歓楽街なんだよ!」「何で20時迄なんだよ!」という怒りの声が聞こえてきます。しかし先日東京都が報告したデータによると歓楽街を22時迄の時短要請時では感染者数が増えて、20時迄の時短要請時には減ったという紛れもない事実が公表されたのです。その事実を踏まえて昨日に続き大・大炎上を承知で言わせてもらえば今後第5第6の波が来た場合では資金が無くなり飲食店に対する十分な補助金や協力金を支給することが不可能どころか医療関係への手厚い補助さえ出来ない状態となることは明らかです。そこで乱暴な言い方をすれば飲食店も自由に営業すればいい。歓楽街に行きたい人は勝手に行けばいい。全て自己責任で行動すればいいんですよ。今回の変異株は若者にも感染し易いです。それを承知で行けば感染する=周囲に迷惑を掛けるので後は自分で考えて行動すればいい。飲食店も申し訳ないけど廃業する店舗も増加することでしょう。しかし投稿済みですが日本は社会主義国では無いから最終的には弱肉強食なんです。このコロナ禍でも知恵を搾って業態を変えて業績を上げてる所も有るんです。本来ならコロナウイルスが広がった2年間で倒産廃業した筈の会社や店舗が帝国データバンクによれば補助金支給で過去最少水準と言われています。その自然淘汰される筈の生業が血税で延命されたんです。病人に例えれば脳死状態を人工呼吸器を付けたのです。その状態を続ければ治療費や入院費等がずっと増え続けるんです。その費用は誰が払うんですか?全快堂だって守られている訳では無く倒産廃業と常に隣り合わせです。でも泣き言を言ってもコロナウイルスは無くなってくれない。だから「自主的に危ない所には近寄らない」「自主的に危ない行動を慎む」そして「生活習慣を改善し自己で努力する」しかないんです。「ワクチンさえ接種出来れば」と考えておられる方へ。絶望的なことを言えば「ワクチンに期待し過ぎないように」と。ワクチン接種すれば確かに良い方向にはいきます。しかしウイルスも変化しますし地球上から無くなりません。だからコロナ禍の世界は昔のように完全には残念ながら戻りません。最後にワクチンで現在静かに起きている話を紹介します。今非常に帯状疱疹の患者様が全快堂にも多くなりました。これは高齢化も理由ですが水疱瘡の予防接種が増えたからです。結核も同じことが言われましたけど水疱瘡の予防接種が広まった結果、水疱瘡に対する免疫が活性化するチャンスが無くなってしまったのです。体力が落ちている時にチクチクしたり痒みがあって発疹が集まっていたら「帯状疱疹かも」と思い浮かべて下さい。早ければ酷くなりませんけど遅い対処なったり部位によっては後悔することになりかねないのです。顔面なら失明や味覚障害や難聴も考えられますし一生酷い神経痛に悩まされる場合さえ有ります。「水疱瘡ぐらい」と甘く考えないで下さいね。

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全快堂

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院長宮木 謙三