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イラッとする

2021.11.25 | Category: 院長ブログ

知らないうちに相手を不快にさせることってあります。本人は無意識ですから悪気は無いのですから学生の間は許されるでしょうけど、社会人なら「最低限の常識」から逸脱すれば周囲から敬遠され仕事にまで影響することに。「こんな非常識な人は」と感じる人は「やっぱり」という人生を歩んでいるのを治療しながら沢山見てきました。幸い財産が有る家に生まれた人なら財産を無くしても気が付けば、また1からやり直せるから幸せと考えるべきです。しかし周囲を無意識に不快にさせる人は大抵「世間が悪い」「時代が悪い」「たまたま運が悪かった」と自分の愚かさを省みない、自身の行動や発言を反省しない。それどころか「今度こそ」と新たに借金迄作って歩み始める「どうしようもない人」もいます。挫けないで立ち上がることは大事ですし、夢を語ることは決して悪くありません。逆に目標ですから必要なことです。しかし「何故失敗したのか」と検証もせず歩み始めるのは危険だと思います。昔から「失敗から学ぶ」と言いますが、それが分からないうちは歩み始めるべきではないと思います。しかし冷静さを失っていると「待っていても金は入って来ない」と動いて更に大きな損失を再び生じさせる羽目に。夢や目標に到達する迄の道筋が見えて来ないのにスタートするのは如何なものか?確かに池田内閣の『所得倍増計画』の時代や、前の『東京オリンピック』そしてバブル景気の頃は極端な表現をすれば「何をやっても」成功した時代でした。「土地転がし」「株式投資」で幸運にも莫大な財産を手に入れた人々が日本中に溢れていました。そしてまた多くの人々が勘違いしました。若い人たちは想像出来ないかもしれませんけど、丁度少し前の中国のように日本中が自信に満ちていました。世界中の観光地に日本人がカメラを持って大挙していました。だから日本人は世界中から嫌われていました。米国の土地やビルそして会社を買い漁り『Made in Japan』の商品も世界中に有りました。私の好きな『Regain(リゲイン)』の歌のように日本人は我武者羅(ガムシャラ)に働いていました。しかしバブルが崩壊して失われた20年どころか30年になり日本経済は没落の一途を歩んでいます。でもでもでも、こんな時代でも頑張っている人も企業も沢山います。その共通点が「謙虚さ」であり「反省」そして基本が出来ているのです。相手をイラッとさせる人なら「基本って何?」って質問するでしょう。世間で言われている「報告・連絡・相談」そして声を含めた「笑顔」と私なら応えます。そんなことが出来ていないだけかもしれませんけど「それが現実」と分かっていないのです。初対面の人が実は凄く良い話を提案するとしても紹介者も居ない営業マンとして電話営業や来訪した時に暗い声や無愛想だったら積極的に応対しますか?相当暇なら話を聞くかもしれませんけど私ならしません。また話を聞いたとして後日連絡して質問した場合、電話やFAXでは無くて今ならメールやLINEを送ったのに相手から何も連絡が無かったら「この人は信用出来るのか?」って思いせんか?決して良い人ではありませんけど私は「連絡無いなんて、私のミスで届いていないのでは?」と自分の過ちと思って実際に数回連絡したことも有りました。既読スルーなら最悪で二度と付き合いたく無いと思うのが人情です。そんな人に限って困った時だけ何度も連絡してくる。健康も人間関係も小さなピースで出来上がっていることを横暴だった私も社会に出てから実感しました。お互いに相手をイラッとさせないように注意しましょう。

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全快堂

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院長宮木 謙三