有史以来「占い」は世の中から無くなったことはありません。時の権力者は常に占い師または軍師的な面を持ち合わせた人物を側に置いて多くの助言を受けていました。それが現代の、それも最近の米国の政治にも利用されていたとの報道を聞いた時にはショックを受けました。しかし人は弱い生き物で常に不安と隣り合わせで少しでも良い方向へ進みたい・確かな道を歩みたい・確信を持ちたい・背中を押して欲しいと思うのは権力者に成れば成るほど「失敗は許されない」「今の地位から堕ちたくない」という気持ちから当然といえば当然なのかもしれません。しかし何度も投稿していますが「いい事ばかりはありゃしない」(byRCサクセション)ですから天気と同じ。良い悪いは西洋東洋問わずに『12』が基準。特に分かり易くしてくれたのが先日亡くなられた細木数子さんの『六星占星術』です。日々の運命は良い悪いを繰り返し12日で一周します。同じように12ヶ月で一周し12年で一周します。当然良い日でも悪い月が有ったり悪い年が有るわけですし逆もまた然別ですから「ずっと良い運命」なんて有る筈が無いのです。それを我が儘に「ずっと良い運命にするには」なんて無理です。考え方とすれば「大難を小難に」「小難を無難に」と少しでも「難」を小さくするのが精一杯であり正解なのです。ずっと良い運命なんて欲張りは細木数子さんの口癖のように「地獄を堕ちるわよ」となるかもしれません。繰り返し投稿する時は「そういう考え方を持った方々が増えてる時」です。何故未来のことを考える人ばかりが増えるのかといえば「来年は良い年にしたい」と考える時期だからですが、思っているだけで願いが叶う人は稀。「叶」という字でさえ「十回唱える」と教えています。師走になりますから、せめて初詣を計画して下さい。「何だ神頼みかよっ」と言わずに動きましょう。そして笑顔いっぱいにして(NK細胞UP!)良い年にしましょう。