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痙攣

2023.01.19 | Category: 院長ブログ

足が「つる」ことを含めて今回は痙攣と表現させて頂きます。筋肉が意志に関係無く強張って動かせなくなってしまう状態です。激しい運動をした経験の有る人なら一度や二度くらい経験したことが有ると思います。色々な理由が原因となりますが水分を含めたミネラル不足が主な原因です。水分不足は血行不良を招き末端への酸素やミネラル不足が生じると同時に老廃物が末端に蓄積します。若者の痙攣は激しい運動で発汗過多=ミネラル不足で上記の状況に陥ることが多いですが、高齢者は激しい運動をしなくても痙攣してしまいます。高齢者の場合は悲しいことに既に血行不良の状況が準備されてしまっています。動脈硬化・筋肉不足(筋ポンプ作用の低下)が有りますから末端の細胞が常に血液不足・栄養不足に陥り身体は改善の為に血圧を上げて末梢血管に血液を流します(高血圧完成)。それなのに気温が下がれば①血管が収縮②喉の渇きを感じ難い③炬燵(こたつ)等の利用で動きが下がる④就寝中のトイレ回数を減らす為に水分摂取を意識的に控えるという自ら痙攣を引き起こす状態を招くのです。当然動きが少ない=就寝中で水分摂取不足の夜中に痙攣が発症リスクが上がります。水分摂取は控えたいけど筋肉は簡単に着かないから筋ポンプは期待できない。高血圧は怖いから血圧を下げるしかないが末梢血管に血液不足が生じてしまう。というジレンマから解放される方法が有ります。それは熱中症予防に用いる『OS-1』(大塚製薬)のゼリータイプを就寝前に飲むようにするのです。これなら水分を含むミネラル不足を解消出来るので夜中のトイレ回数を増やさず痙攣回数を減らすことが同時に可能です。本来1パック摂取することが望ましいですが無理なら半分でも良いです。しかしその場合1つ注意点が。残念ながら高齢者は特に歯周病菌が多いので一度口を着けたチューブに蓋をして翌日飲むのは食中毒の危険リスクを上げてしまいます。一気に飲まない場合は半分くらい容器に押し出して摂取し、残りは保存して翌日利用して下さい。最後に夜中のトイレ回数を減らすには2時間前に20分心臓より脚を台に上げて横になるだけ。危険ですから日頃から水分を控えることは止めて下さい。

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全快堂

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院長宮木 謙三