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乾燥と感染経路

2016.11.29 | Category: 院長ブログ

感染症が本格的に流行ってきました。何度も書いていますがウイルスは粘膜から侵入するんですよ(『ですよ、ですよ、で・す・よ』って芸人居ましたよね)。乾燥する→目が乾く→目を擦る→ウイルス侵入→感染完了。『腸が健康なら免疫力で跳ね返します』。しかし目の粘膜から侵入してしまえば免疫力が強くても限界が有ります。食べ物に付着したウイルスは口から入ります。胃酸がいくら強くても、よく噛んでいないと食材がドロドロになるまで消化出来ないので全てのウイルスに胃酸の滅菌力は浸透しません。よく噛み砕いて胃酸に晒され腸に入って来れば免疫力は効力を十分発揮出来ます。ここでもよく噛む理由が有りますね。消化器とは『口から肛門まで』ですから噛んで第一消化液であり殺菌力のある唾液を沢山出して胃に送り込む噛んで唾液を沢山出すことは口臭予防、歯周病の予防、ドライマウスの予防、肥満予防に繋がります。勿論口から入るのは食べ物ばかりで無く『口呼吸』でも侵入します。ボーッと口を開けとくと唾液が乾燥しますから最悪です。『口と財布の口はしっかりと閉じましょう』ね。男性は『チン入注意』(以前のブログ見返して)。鼻毛が出ているのは嫌だけど鼻毛も立派な役目が有ります。チリや埃をブロックしています。他に鼻の粘膜を触る時は手洗い後にお願いします。『乾燥なら加湿でいいんじゃないの?』そうなんです。マスクは良いです(ただしウイルスのブロックは出来ません)。加湿器も良いです。しかし加湿器を活用してもウイルスに水分が付着して重くなりウイルスは床に落ちるだけで死滅しません(乾燥すれば再び空気中に浮遊します)。ですから加湿して暫くしたら床に向かってアルコール系消毒液をスプレーして拭き取って欲しいです。それでもノロウイルスには効きません。最後に『クドイ!』と言われそうですが、やはり『腸』。風邪予防から『がん予防』に至るまで、とにかく腸に始まり腸に終わると言っても過言ではありませんので快腸にして下さい。

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全快堂

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院長宮木 謙三