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高山病

2017.01.23 | Category: 院長ブログ

学生時代に乗鞍岳に夏スキーに行った事が有りました。その時に高山病になりました。酷い頭痛と眩暈(めまい)に襲われました。スキーと言ってもシーズンオフでリフトが動く筈も無く、自分で滑っては板を担いで登って、滑って担いで登っての繰り返しですが体力には自信が有りましたから軽い気持ちで行きました。前夜は飲み会で多量のアルコールを飲み一睡もしないで先輩の車で向かいました。寝不足、二日酔いと空気が薄いのにスキーを担いで何度も繰り返し登った事は高山病を酷くした要因である事は間違いありません。しかし最大の理由はもっと以前から有った事を今なら分かります。夏の高温期に連日の部活で軽い脱水症状が有りました。更に利尿を助長する飲酒、またアルコール分解する時にも水分が必要なので水分不足に拍車がかかります。数本滑ると喉が渇きましたが売店や自販機さえ周囲には有りませんから我慢して滑ってました。そこで身体は抗利尿ホルモンを出して水分を保持しようとします。皆さんはトンネルに入ったり高層ビルのエレベーターに乗ると耳が塞いだようになった経験が有ると思います。気圧の変化は耳に影響を与えます。乗鞍岳の山頂付近は平地に比べれば気圧が低くバソプレッシンの影響が内耳の蝸牛(かぎゅう)に水を過剰に溜めさせてしまいます。コレが眩暈を発症させ酸素も少し薄いので頭痛の原因となります。若気の至りとは申せ無茶はいけませんね。逆に言うなら患者様にいつも言っているように『こまめに少しずつ水分補給する』事をすれば高山病になり難く予防出来ます。勿論、睡眠不足や過労、多量の飲酒は高山病に限らず駄目です。

当院へのアクセス情報

全快堂

所在地〒458-0822 愛知県名古屋市緑区大将ケ根2-1043ベルメゾン1F-A
駐車場10台
電話番号 052-624-6503(電話予約は必ず必要になります)
休診日祝日午後・土曜日午後
※日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三