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知らぬが仏4

2017.07.25 | Category: 院長ブログ

今回は夏に最も発症数が多い脳梗塞です。脳梗塞も細い血管で発症すれば『熱中症?』と間違えるものも有りますから手遅れにならないようにしなければいけません。普通に立ち上がる場合、血圧は15~20下がりますけど『立ちくらみ』の場合は40くらい下がった事を示しているそうです。この時に体内の水分が少なければ脳梗塞が起きやすいと『くどうちあき脳神経外科クリニック工藤千秋院長』が伝えています。最近注目され始めたのが『頭頂部の頭頂葉、後頭部の後頭葉に発症した脳梗塞は痛みが出やすい』と工藤院長が伝えています。長時間この箇所に頭痛が有る場合は脳梗塞を疑った方がいいかも。また喉の渇きは発作前に訴える人が少なくないです。心房細動より血栓が出来て詰まる事も注意が必要ですが、水分不足で血液がドロドロで有れば梗塞を助長する事は理解出来ると思います。直前の症状として『ろ列が回らなくなる、片側の口から水が漏れる、片側の手が痺れる、片側脚に力が入らない(いずれも同側)等』です。前出の清水氏によると猫背が脳梗塞やくも膜下出血の原因になるから注意すべきとも伝えています。確かに悪い姿勢は腹圧が上がり結果的に血圧が上がった血管が曲がった状態が続くので血管への負担は有ると思います。最近はスマホの使用時間が長いから注意したいです。最後にお腹を引っ込めたければ姿勢良く座る事です。背もたれに触れずに頭の先を引っ張られるマリオネットのようにイメージして座ると自然にお腹を引っ込めていると思います。更に意識して座れば背筋群や腹横筋等が強化され、呼吸も変わりスタイルが良くなり血圧も安定するでしょう。

当院へのアクセス情報

全快堂

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電話番号0562-85-5973(電話予約は必ず必要になります)
休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三