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木の芽時に注意

2018.03.16 | Category: 院長ブログ

桜の便りが聞こえ始めて急な気温の上昇。それに伴って寒暖の差が大きくなって風邪気味の患者様が増えています。まだインフルエンザも完全終息とはならず安心出来ません。そこで『熱中症』の前段階の『かくれ脱水』の注意が必要です。「脱水なんて夏の事」と思われるのは当然ですが「高齢者、高血圧、糖尿病、心臓や腎臓の病気がある人、利尿薬を服用している人」は要注意です。一人暮らしの方は異常を客観的に判断出来ないので気が付かないうちに脱水が進行する事も考えられます。あなたが目眩、吐き気、頭痛そして便秘になったら『脱水かな』と考えますか?たぶん風邪や他の病気を思い浮かべるでしょう。しかし今まで寒かった身体は体温を逃さないように皮膚も毛細血管も縮まっていて上手に体温を逃す体温調節が出来ません。すると体温が外に逃げれず熱中症に移行してしまいます。その前段階が脱水なのです。暖かくなって外に出て急に運動をする事はお奨め出来ません。しかし日頃運動していない人ほど「身体を動かさないと」と急に無理をします。『喉が渇く前に飲む』を合い言葉にして欲しいですが分からなければ15分に一口、運動中なら10分に一口を目安に水分補給しましょう。アルコールとカフェインは利尿作用から脱水を促進します。入浴前に一口と入浴後にも水分補給を積極的にお願い致します。『木の芽時』は若者なら精神的な心配に対して高齢者は脱水、熱中症から心筋梗塞や脳梗塞で更にお亡くなりになる場合も。一口の水分補給が生死を分けると覚えておいて下さい。便秘や肌の乾燥が当たり前になっている人は慢性的な水分不足かもしれませんね。

当院へのアクセス情報

全快堂

所在地〒470-1151 愛知県豊明市前後町鎗ケ名1879-2
電話番号0562-85-5973(電話予約は必ず必要になります)
休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三