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運命が変わる

2018.06.08 | Category: 院長ブログ

オカルト的な話では有りません。行った病院で違う診断をされて、全く違う治療をされて治るか治らないという話です。全快堂では頻繁に紹介状を書いて患者様に病院に行ってもらいます。専門の先生に治療してもらうと早く治るからです。早く治れば患者様へのダメージが最小限で済む訳ですから当然と私は考えます。しかし他の病院や治療院から来た患者様に聞くと当たり前では無い事に気付かされます。先日も結果的に帯状疱疹の患者様が来院されました。腕と肩と背部の痛みに苦しんでの来院でした。症状を詳しく聞いて身体をよく調べてみると本人も気が付いて無い2つの湿疹が有りました。総合的に判断して帯状疱疹と思い直ぐに病院を紹介して行ってもらいました。全快堂の近くに大変良い総合病院の皮膚科が有りましたので今までも助かっていました。確かに個人病院でも良い所も有ります。しかし帯状疱疹の酷い場合や早く治す場合、先生によっては「○○薬の点滴」を使用する場合が有ります。その点滴は保存期間が短く個人病院では無駄になる為に保管していない場合が多いのです。ですから帯状疱疹に関しては総合病院の皮膚科に私はお願いしています。ただし今回は「まだ早過ぎて判断出来ないから内服薬を出しておくから服用して様子を見て下さい」との事でした。その後正式に帯状疱疹と診断が出ましたが対応が早かったので皮膚の湿疹も無く痛みも後遺症も無く完治しました。帯状疱疹は後遺症で一生苦しむ人も居ますし眼球付近と視力にも影響すると聞きます。今回は良かったです。また他の患者様は「目が見難い」と訴えたのですが私は分からなかったので大曽根の病院を紹介したのですが、その患者様は近所の個人病院で済まそうと大曽根まで行きませんでした。個人病院では「加齢だから様子を見て下さい」と。しかし納得のいかない患者様は重い腰を上げて大曽根に向かいました。すると某病名を告げられ対処しなければ早期に失明の危険が有ったのです。また先日は手首の脱臼骨折の患者様がギプス固定して日曜に来院したのですがギプスの上下はヤバい状態でした。月曜に病院に行く予定でしたが24時間以上このままの状態では本人は痛みに眠れず、それどころか「フォルクマン拘縮」という神経障害に陥り一生腕が動かなくなる可能性も有りました。直ぐに徐圧して対処、事なきを得ました。上記の事は全て二週間余りの間に起きた出来事ですが全快堂には多岐に渡る患者様が毎日来院されますから気が抜けません。頼りにされれば応えなくてはいけません。本当は期待以上の結果を出さなければプロとは言えません。しかし私は勉強不足でまだまだです。此れからも精進×2。長文反省。ブログ投稿1000回まで、とうとう残り1回

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全快堂

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休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三